プライムシューターベリー
プライムシューターベリー
可愛らしい色合いの「プライムシューターベリー」は、
その見た目に反してなかなか使い手を選ぶシューター系ブキ。
かつてプライムシューターの記事を書いた時には、
上級者向けブキという単語を濫用して
そのクセの強さを表現したものでした。
主な特徴は、精度が良いこと、3発で倒せること、射程が長いこと。
特に今回のアップデートでその射程がもう少し伸び、
また弾の初速が上がるという新たな特徴も獲得しました。
元々、狙った敵を逃しにくかったプライムシューター系ですが、
着弾が早くなりさらに命中率が増したと言えます。
わずかな射程の差ですが、塗れる範囲も少し広がったと。
敵陣を荒らしていくのにもいいですね。
以前は同じ射程だった.96ガロン系はダメージ量が下がったため、
防御のギアや、距離・高低差によって必要弾数が増えやすくなり、
比べると、プライムシューター系の安定の火力も特徴になりましたね。
逆に、このブキの悪い方面での特徴は、
とにかくインク効率が悪いことです。
これが扱いにくさを決定づけている要素。
適当に塗り進んでいくと不意の会敵の際にインクがなくなるので、
常にインク残量を意識して進んでいかなければなりません。
射撃時の移動速度が遅いことも欠点であり、
近づかれて回り込まれたりするとかなり危険です。
なるべく先手を取って、正確に仕留めていくことが要となるので、
状況把握と素早い狙いが求められるでしょう。
と、メインの性能についてはこれくらいにしておきましょう。
インク効率に目を瞑れば、高水準な性能を持っています。
アップデート前にもプライムシューターでガチマッチに挑んでいて、
そこそこ戦績も良かったので、けっこう気に入ったのでした。
で、本題のプライムシューターベリー。
キューバンボムと、ボムラッシュを手に入れました。
強い牽制力と、瞬間的な制圧力を得ましたね。
高台や物陰への牽制に効果的です。
現れたところをメインで撃ちとりましょう。
壁にくっつけると、気付かれずに倒しやすかったりも。
あとは、キューバンボムは塗りの能力も高いので、
メインで塗るには効率が悪いインク溜まりに置いたりとか。
とはいっても、基本的にはサブに頼らないのが
このブキの動き方なのでは、とぼくは思っています。
ボムを投げるとインクが厳しいので、
あまりポイポイとは投げていられません。
使いどころを見極めたいです。
……と言っておいて早々なのですが、
筆者はサブをポイポイ投げたいタイプなのでした。
そのため、サブ効率のギアをつけていくことが多いです。
メイン効率の方もつけておくとなお良いと感じます。
効率系ギアをつけるだけで、このブキの感触は大きく変わりますね。
状況が限られますけど、ラストスパートのギアは、
終了30カウント前からインク系のギア効果が発揮され*1、
その間はすこぶる戦いやすい状態になります。
ガチマッチだと70カウント分取られた時点からも発動し、
「覚醒プライム」と勝手に名付けて巻き返したりしてたり。
それとは別に、ボム飛距離アップをつけてのキューバンボムも、
近寄らずに壁裏を攻撃できるので面白いです。
ボムラッシュもプレッシャーの与え方が強力に思えますね。
かいくぐってきたらそのままメインで仕留められるので、
ルールによっては使い分けても良いかも。
短期間で一気に広範囲を塗る能力を得て、
かなりの塗りポイントを稼げるようになりました。
ですが、敵に回した時に怖いのはやはりメインの性能。
これまで以上に、狙ったら逃がさないプライムさん、
危険度がぐんと上がったように感じますねー。
ついでにシャープマーカーネオ
プライムシューター系同様に射程が伸びたのが、
シャープマーカー系です。
同射程であったわかばシューター系等を引き離し、
スプラシューター系に近づきました。
シャープマーカー系は、射程と初速に加え、精度も向上。
短射程としてはそこそこ届く印象は前からあったものの、
これがさらに強化されたというわけですね。
圏内に捉えたら逃がさない！
それで、プライムシューターベリーと同じブキ構成の
シャープマーカー、と見せかけて、
クイックボムとスーパーショットを持つ
「シャープマーカーネオ」の方を見てみましょ。
クイックボムは、アップデートによって大きく性能が変わりました。
インク消費量が増えて、通常では最大2連投までになり、
また、ダメージを与える範囲も狭まっています。
その代わりに最低ダメージが増え、爆発による塗り範囲が広がっています。
当たった時のふき飛ばし能力も低減され、
とっさの回避には使いにくくなった一方で、
狙って当てると敵をインクで一瞬足止めできる性質になりましたね。
これが、射程短めのこのブキとは相性良く感じます。
敵を怯ませてすぐに近づき倒す、
メインで届かない所を塗って敵を見つける、
メインで取り逃した敵を追撃する、
どれも前からできたことではありますが、
前よりも器用にこなせるようになってますね。
このブキにもボム飛距離があっているような気がします。
どうしても近づけないブキにはクイックボムで焦らせて
隙をついて回り込む、みたいなことが何度か決まりました。
攻撃のギアをつけておけば直撃と中ダメージでも倒せるので、
そこそこプレッシャーにもなりそうに思います。
壁塗りにも効果的ですし、とっさの足場作りもしやすくなりました。
スペシャルがスーパーショットだから、
スペシャル中の足場確保にも有効ですね。
前より好きになりましたよ、クイックボム。
射程が伸びたのとクイックボムのおかげで塗りが向上されて、
スペシャルも溜まりやすくなってますよね。
ガンガンとスーパーショットを撃ち込んで、
敵にプレッシャーを与えていきたいところです。
攻撃性能に磨きがかかりましたな。
今回は射程が伸びた2種のブキでした*2。
射程が伸びるのはH3リールガン系以来のはずで、
ぼくとしては全く予想してなかった変更でした。
射程がものをいうこのゲーム、かなりバランスが変わりそうですし。
しかし、程よい感じにバランスが保たれてるように感じますね。
意識しないとそれほど変化があるようには思いませんが、
使い心地は確実に向上してます。
地味ながらも堅実なブキというイメージがありましたが、
少しは派手さを手に入れられたかな？
