3DS版ドラゴンクエスト7クリア!

ドラゴンクエスト7、クリアしました!

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち - 3DS

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち - 3DS

いやあ、長かった!
クリアデータのプレイ時間は、66時間30分でした。
さすがはドラクエ7だ。


ドラクエ7、PS版の当時は知人が遊んでいたのを横で見ていた記憶があります。
石版集めにはとにかく時間がかかったことや、
暗いイベントがたくさんあったような記憶が残っていて、
やり始めるまでは なかなか躊躇していたのですが、
やり始めると止まらなくて、面白かった!


始める前は、石版集めくらいしか覚えていないと思っていたのですが、
ゲームを進めているうちに記憶の断片が反応して、
あ、これ知ってる! という場面に出くわすのも、何とも面白かったですね。
なぜそのシーンを覚えているのか、というところとかね。


カラーストーン、バロックタワー、
雨で石化した人、別の町の屋上にいる「あめふらし」、
修道院への山道、人と牛とが入れ替わり、
洞窟の奥のホビットと王様、究極魔法ギガジャティス
魔物になったゼペット王、ホンダラとホットストーン、
世界樹のしずくの行列、旅の扉の先は神殿の屋上……


そんなことを覚えている一方で、
印象的なのに全く記憶になかったシーンも多いのです。


ダーマ神殿での無力化なんてあったっけ?
ロボット? からくり?
砂漠での出来事や大陸の水没も全く記憶になし。
いくらなんでもリメイクでシナリオが増えることはないでしょうから、
すっかり忘れてしまっているんだなあ。


忘れると言えば、PS時代はディスク2枚必要だったのも途中まで忘れていました。
入れ替えるタイミングに来て、突然そのことを思い出したのには
自分でも ちょっとびっくりしましたけど。
ただ面白いことに、その瞬間から先の話は、また全然覚えていませんでした。
その当時、見るのを飽きてしまったのかな?
いずれにせよ、カートリッジ1つにディスク2枚分が収まっているのは、
時代の流れを感じる、感慨深い話ですね。


ま、思い出話はこのくらいにしてと。
ぼくがドラクエを遊ぶときには制約を付けるようにしているのですが、
今回はこのような制約で遊んでみました。
・種やきのみの使用禁止
・僧侶以外への転職禁止
……書いてみると、2つしかありませんでしたね。
ま、転職禁止というのがいちばん辛いんですけど。


以前、ドラクエ6で店の利用と転職を禁止してみたんですが、
途中でどうにもならなくなって断念したのでした。
またドラクエ3では僧侶なしの3人パーティをやってみたんですが、
結局バラモス戦で行き詰まって最終的に僧侶を加えてしまいました。


そういった部分を考慮して、
僧侶さえいればなんとかなるだろうと。
ならば、オールシロマをやってみようということで、
僧侶の転職のみ許可することにしました。
あ、アイラは踊り子をマスターしてたけど、
ダーマ神殿に来るのは初めてって言ってたから見逃してよね!


いやはや、全員がベホマザオラルを使える安心感は好いですね!
これにスクルトもあればなお良かったんですが、
まあバギマが習得できただけ良しとしましょうか*1
序盤のダメージソースとしては優秀でした。


しかしそれ以外に有用な呪文はないのです。
マリベルの自力習得呪文は中盤では役に立ちません。
あとはガボのオオカミ系特技とアイラのダンス・かえんぎりくらいですね。
となると、重要になってくるのは「道具」ですよー。


お世話になった道具達に敬意を表して、列挙してみましょう。
ほのおのツメ:メラミ
・こおりのやいば:ヒャダルコ
・しゅくふくの杖:ベホイミ
・てんばつの杖:バギマ
いかずちの杖ベギラマ
・さざなみの剣:マホカンタ
・海なりの杖:水系?の全体攻撃
・ようせいの剣:スカラ
・けんじゃの杖:ベホイミ
・水竜の剣:水系?の強力なグループ攻撃
・らいめいの剣:ライデイン
・えいゆうの杖:フバーハ
・ゴディアスの剣:ルカナン
けんじゃの石:弱めのベホマラー
・オチェアーノの剣:バイキルト
・時の砂:戦闘開始時に巻き戻し
こんなところでしょうか。


中盤は、とにかく「ほのおのツメ」に助けられましたね。
誰もかもがツメを掲げる変な集団でしたが、
唯一の攻撃手段と言っても過言じゃなかったですからね。
ヒャダルコバギマベギラマも揃っていたので、
下手な魔法使いよりは強いパーティでした。


僧侶なのに「しゅくふくの杖」を持たせるのは、
もちろんMP節約のためです。
これのおかげで、常にボス戦時にMP満タンで挑めました。
ボス戦ではベホマが必要になるので、MPの温存はやはり重要です。
「ようせいの剣」も同様の理由から。
しかし、AIはわざわざMPのかかるスカラを唱える時があって、
ちょっとイライラしたりもしました。


これらの道具を使った魔法は、
マホトーンマホカンタに縛られず、さらにMP消費もない
素晴らしい魔法なのです。
ベホマを封じられた時の代替手段のようにも使えるので、万能なんですよね。


終盤の要となったのは、ライデイン相当の「らいめいの剣」、
フバーハになる「えいゆうの杖」と、全体回復の「けんじゃの石」、
それから「水竜の剣」です。
「水竜の剣」による攻撃は耐性を持つ魔物もいるのですが、
ボスには耐性のないものが多かったため、
通常攻撃より安定した高火力を望める攻撃手段となりました。


「海なりの杖」や「水竜の剣」は、なぜかAIが使ってくれなかったので、
主人公に持たせて敵の構成によって使い分ける感じで。
主人公をダメージソースとし、仲間が回復援護するパターンが多かったです。
特にマリベルガボメルビンは「しっぷうのバンダナ」などで素早さを上げ、
敵が行動する前に回復や防御を行い、
アイラは行動後のダメージを回復する役回りにしました。
みんなが僧侶なので、立て直しは万全なのです。


思っていたよりもドラクエ7は道具魔法が充実していたので、
全員僧侶でも火力が確保できたことが大きかったです。
ラスボス戦では「オチェアーノの剣」によるバイキルトで強化した
アイラのかえんぎりが突破口となりましたが、
それ以外では「ほのおのツメ」か「水竜の剣」の道具魔法が主力でした。
道具は素晴らしい!


欠点としては、お金がかかりすぎること。
コスタールのカジノでラッキーパネルを当てまくり、
戦利品を売り捌いてはコインを買ってまたカジノ。
そんなこんなで「みかがみのたて」や「ギガントアーマー」を獲得しつつ
人数分の「らいめいの剣」や「えいゆうの杖」を購入するのでした。
たまに回したスロットでは数千コインをすりましたとさ。


さて、一応 最終的なメンバーのレベルを記録しておくと、
主人公:Lv.36、マリベル:Lv.33、メルビン:Lv.33、アイラ:Lv.34で、
ガボはお留守番でした。
どの辺りが適正レベルなのか分かりませんけど、
僧侶呪文のみの無職ということを考えると、
まあまあ低めのレベルなんじゃないでしょうか。
2連続煉獄火炎をフバーハなしで受けると、即全滅でした。
……うう、「れんごくまちょう」め。


ま、そんなところで、
とても長かったドラクエ7ですが、存分に楽しめました。
不満点として、カメラ操作がうっとうしいとか、
上がるつもりのない階段を上がってしまうとか、
細かいことはいろいろとありましたが、
全体的なテンポは凄く良くなっている気がするので、
長かった割には、まだ物足りない気持ちもあるくらいです。


残すところは「神様」ですよね。
かすかにですが、記憶にあるんです。
このまま裏ダンジョンにも挑戦してみますかね。
でもさすがに、転職しないと無理かなあ?

*1:最近の僧侶さんはバギ系を覚えてくれないから。回復バカだから。