アリマア

「ありまあ」
とぼけたセリフのようですが、
チェスのようなボードゲームの一つだそうです。
「アリマ」とか「アーリマ」とか表記揺れはあるみたいですが、
いずれにしても、間抜けな感じです。


詳細なルールはWikipediaを見た方が早いと思います。
チェスの駒で代用できるそうなので、
チェス版がある人はそれでやってみてもいいかもしれませんね。
ぼくは、iPhoneアプリを見つけたのでそちらを試してみました。
http://itunes.apple.com/jp/app/arimaa-trainer-lite/id379579895?mt=8


勝利条件は、うさぎを1匹でも一番奥の列に侵入させること。
駒の種類はいろいろありますが、移動方法は基本的に1つで、
前後左右に1マスの移動のみなのですね。
ただ、1ターンに4回も行動できるというのが大きな特徴。
さらに、チェスや将棋のような駒の取り除き方ではなく、
4ヶ所に設置された罠にはめることで敵の駒を除外します。


押し出しと引っぱり、フリーズなどのルールを駆使して、
敵のうさぎが自陣に押し入るのを阻害しながら、
自分のうさぎを敵陣に送り込むのですね。
簡単そうでいてややこしそうで、でも簡単ですね、ルール自体は。
ただ、1度に4回動けるので先を読むのがかなり難しいです。
あっという間に囲まれて、罠に引きずり込まれちゃいます。
囲い込んだつもりが、あっさりと逃げ出されちゃいます。


とはいっても、ぼくの遊んだのはライトバージョン。
おそらくCPUのレベルもそれほど高くないのでしょう。
なんとなくルールを把握した2回目の挑戦で勝利を収めました!
びっくりですよ。


早いうちに大駒であるラクダを落とされたのですが、
危うい形勢をしのいでいる中、それまで鉄壁の守りを見せていたのに
何故かCPUが一直線に道を作ってくれたんです。
その入り口には、ちょうど4列目まで進んでいたうさぎが。
さらに奥でフリーズしている犬とウサギの力を借りて、
一気にゴールまで辿り着き大逆転。
……あっけない。


「アリマア」というボードゲーム
チェスや将棋のような攻める爽快感は感じられませんでしたが、
敵の駒を押したり引いたりして上手く罠にはめるのは、
そして、敵の隙を突いてゴールに駆け込むうさぎの姿は、
微妙に面白いです。微妙にね。


なにより、うさぎってのが好いですね、うん。
ぼくもうさぎを手兵に据えたボードゲームを作りたいです。
思いついたら、また書こう。がんばろう。うん。