スプラスコープ/ワカメ

スプラスコープ

記事を独立させるか少し迷っていた「スプラスコープ」は、
スプラチャージャーにスコープ機能がついたものです。
ブキ構成はそのままで、基本性能もほぼ同じですが、
射程だけ少し伸びていて、取り回しが微妙に変わります。


個人的にはブキ選択時に時々間違えて、
バトルが始まってから「あ、スコープついてる」と
自分自身に心理攻撃を与える厄介なブキでした……
スコープなしのチャージャー使いなら経験ありませんか…?


スコープ機能はチャージ時に動作するもので、
フルチャージに近づくと一人称視点、つまりイカ目線に変わり、
ズームして狙いやすくなるとともに、視界は狭くなっていきます。
まさにスコープを覗いている状態ですね。
射撃すると同時に解除され、三人称視点に戻ります。


これにより、インクに潜む敵のイカダッシュもはっきり見えますし、
物陰に隠れているつもりで体がはみ出ている敵も
きっちり射抜いてしまうことができます。
その隙間から狙えるの!? という射撃は
スプラスコープの得意とするところですね。


デメリットは、チャージして狙っている間は周りが一切見えないこと。
裏を取って攻めてこられると反応できません。
一度潜伏を挟めばインクを消費せずに周りを見渡せますが、
またチャージし直さないといけないので、手数は減ってしまいます。


ぼく自身は、ひとところにとどまらず戦場を駆け巡る
いわゆる突撃スナイパーと呼ばれるものに近いと思うので、
安全なところから撃っていく印象のあったスプラスコープは
相性が良くないかなと思っていました。
が、案外スプラスコープでも突撃できる気がしてきまして……


他の方の戦術はわかりませんが、ぼくは突撃しているとき、
撃つ場所を大体決めてからチャージして撃つようです。
つまり、チャージを済ませてから敵を探すことをあまりしないと。
射線を見せないよう、フルチャージした瞬間に照準を合わせて
撃ち抜いていくスタイルなんだと思います。


で、この使い方の場合、視界が狭まることのデメリットが
あまりないように感じるんですね。チャージして待機しないので。
すると射程が伸びる恩恵だけを得られることができると。
当てられるか自信のないときにはズームで少し狙っても撃てて、
あれ? スコープ付きの方が突撃に向いてるの??


視界が狭まって苦労するのは、特に壁越しの攻防ですね。
チャージしておかないと先手が取れないですが、
三人称視点なら見える敵が、イカ目線では見えません。
この場面だけは、スプラッシュボムを駆使したりして
相手を遠ざけ一方的に狙える状況に持ち込みたいです。


射程の長さは、特にスプラチャージャーと対峙したときに
強いアドバンテージを得ることができます。
スプラチャージャーの射程から逃れられるフィールドなら、
スプラスコープ側から一方的に攻撃できます。
これも、突撃時で距離を調整しやすいときの方が効果あり?


いろんなステージで、スプラスコープでは届くけど
スプラチャージャーでは届かない地形というのも存在していて、
わずかな差に見えますがかなり大きいです。


考えれば考えるほどに、突撃向きな気がしてきたスプラスコープ。
サブやスペシャルのスプラッシュボムで強襲もできて、
押し込みながらも精密狙撃が可能であって。
逆に幅広く防衛する必要がある場合にはスプラチャージャーと
使い分けるのが大事なのかもしれませんね。

スプラスコープワカメ

スプラスコープにワカメがつきました、
いや、ワカメにスコープがつきました?
ともかく「スプラスコープワカメ」です。
サブはスプリンクラースペシャルはメガホンレーザーでしたね。


こちらはブキ構成のために元々突撃に向かないと思います。
スプリンクラーで足元を固めつつ、味方の侵攻とともに前へ出て
しっかり狙撃していく戦い方が基本になりますかね。
……といいつつ、ぼくは突撃するのですが。


ボムがないためなるべく接近戦を避けたいですが、
どうしても戦う必要が生じる場面もあります。
いざというときの連射も練習するといいですね。
チャージなしの場合にはスコープの有無で射程の差はないようです。


連射は遅いものの、ギアなしでも3発当てれば倒せます。
また、攻撃のギアを多くつけるか、わずかにでもチャージすれば
50ダメージを超えて、2発で倒すこともできます。
しっかり回り込めればけっこう倒し切れるという事実は、
いろんなシューター系ブキを試してみた賜物ですかね。


さて、攻撃性能はこれくらいにして、塗り性能も見てみますか。
ぼくはキル数、倒した数よりも塗りを重視してまして、
塗りチャージャーを自称しようかと思っているところです。
倒すに越したことはないですが、当たらないなら塗りまくる。


チャージャー系だから400ポイントいかなくてもいいや、
なんて思っている人はぼくが許しません!
もちろん塗りに徹しすぎて負けてしまうと本末転倒ですが、
大体、勝ってる人はよく塗っています。
ほどよく塗り、ほどよく倒す。


スコープがついたことで射程が伸びましたが、
それはつまり、塗りポイントも若干増えているということ。
突撃型ならスコープ付きでも手数が減りませんし、
敵陣を塗り返しやすいとも言えて、体感としても強いです。


チャージ量の調節も意識すると良いです。
フルチャージは時間がかかりますが、太く長い道を作ります。
チャージなしは塗りは小さいものの、速歩きしながら塗れて、
ジャンプ中や落下中にも連射できます。


例えば長方形の床があったとすれば、
短辺側から塗るならチャージしたほうがいいですし、
長辺側から塗るならチャージ控えめがいいですよね。
特に、塗り終わった後に次の目的地に近くなるような
移動の仕方を心がけることで、手数を保てます。


そして、このブログでは何度も言っていることですが、
道を作ることがチャージャーの本領です。
勝ってる人が塗ってるというのは、実はここが関係していて、
味方の移動のためにいたるところに道を通しておけば、
勝ちやすくもなるし塗りポイントも稼げます。


スプラスコープワカメ自体は、狙いが完璧な人以外は
1人で大軍を捌けるブキではないと思うので、
味方がついてこなければむやみに突進しちゃいけません。
裏を返せば、チャージャー系の防衛を崩したいなら
大挙して攻めこめということなんですけどね。


突撃するか防衛に徹するかは人それぞれですが、
塗るということはとにかく大事です。
スプラスコープワカメはスプリンクラーでの遠隔の塗りもあり、
倒しやすく、やられにくくするための塗りを目指しましょう。



……と、いうわけで。
散々食わず嫌いしてきたスプラスコープ系は、
スプラチャージャー系と交代して持ちブキになってしまうのかも……
もしかしたらステージやルールによって
向き不向きがあるかもしれませんけどね。


あ、最後に。
スプラチャージャー系の記事では、
攻撃のギアがいいらしい、つけてないけど、とか言ってました。
なるべくつけましょう。
突撃型はこれがあるとものすごく強いです。


フルチャージ手前のところで撃って一撃で倒せるようになるので、
ばったり出くわして、とっさに引いて、焦ってチャージした時に、
フルチャージになってなくて倒しきれず反撃される事故が激減します。
それに対抗するための防御のギアもあるので過信は禁物ですが、
強くおススメしておきたいと思います。