○○党とお書き下さい

選挙です。
選挙の季節です。
うるさいです。

看板が立ち並び、
スピーカー付きの車が通ります。
でもって、候補者やその党を宣伝していくわけですが、
まあ、いつものことですが、
名前しか言わないんですよね。

今朝、熱心に呼び掛けているのを聞いた気がしますが、
全くすっかり、党の名前さえも忘れました。
意味無いじゃん、選挙カー。

この記事を書くきっかけになった看板の内容も、
ものの見事に　すっ飛んでます。
題名が○○党になっているのは、
その党のためを思った訳じゃなく、単なるドわすれです。

どう考えても子供相手の宣伝ですよね。
子供同士と言っても良いかもしれない。

選挙に関わるのが　しっかり考えられる人だけなら、
恐らくこんな宣伝は成り立たないでしょう。
これしきの宣伝で釣られる人がそれ以上にいるからこそ、
中身の無い、ただの票集めが成り立つわけで。
これしきの宣伝しか思いつかない候補者なのなら、
それもそれで一大事ですがね。

ふと思ったのですが、
識字能力のある全国民に投票権を与えれば、
やっぱり結果は変わってくるのですかね？
或いは逆に、投票と同時に適性検査を施して、
一定点数以上の票のみ有効とするとか。
実際の実施は様々な観点から困難を極めるでしょうけど、
三つの結果を並べてみると面白そうですね。
あわよくば、政治の真の実態が垣間見られるかもしれない。

選挙ってのは、当選してこそ意味を為しますからね。
当たらなければ意味がない、ってやつですね。
だからこそ、がむしゃらにでも票を集めなきゃいけない。
でないと、選挙費用は取り戻せないわけです。
超高収入は望めないわけです。
……寂しい世の中ですよね。ほんと。