2009/11/28の記事について

ええと、この記事のことですが、
いつの間にやら沢山のブックマークを頂いておったようで、
吃驚仰天いたしております。
様々な御褒めの言葉、有難く頂戴致します。
単純に褒めたわけではないって?
いやいや、褒めて伸びるタイプのぼくは、ぐーんと伸びた気がします。


その上で、出来るだけ誤解を避けたいので
幾つか注意というか、ぼくの考えを書いておきます。


普段はこんな風に、一般使われないであろう漢字や表現を多用するやつです。
理由は元記事に書いたとおり、主に漢字や古諺が好きだからであるわけですが、
もうひとつ、こんな表現があったんだとか、これの漢字はこうなのか、といった
国語の発見を、辞書を片手にでもやって貰えたらな、なんてのも考えています。
たまに、挑発していたりもします。魚に非で鯡。


かといって、かながき推進に反対する気はさらさらありません。
寧ろ(むしろ、と読みます)、ぼくもかながき推進派であるかもしれません。
かながきというより、和語推進派かもしれませんが。
つまるところ外来排除に結びつきそうで、それはそれでちょっと違うのですが。
とにかく、公共の看板なんかは全部ひらがなにすべき、という議論があれば、
恐らく賛成派になると思います。


特に誤解されていそうなところとしては、
ぼくは、文節で切らず、改行があり、漢語が少なければ読み易いと書きましたが、
それを強制するつもりはこれっぽっちもありません。
寧ろ(むしろ、覚えました?)リンク先の記事に対しては、
一般的な文書形態であり、文節区切りにすることで意味を明瞭にし、
かつ難解な漢字を一切使用していないため読めない部分がない、
ということは、難しい表現に出会ったとしても、
普通の国語辞典で調べれば意味は出るはずですから、
ぼくの考えと似た部分もあるとして部分的に共感しています。
リンク先の形式を批判したかったのでは決してありません。
あくまで、書き方に依っては読みやすい、という提案です。


それと、単純な漢語淘汰には反対です。
元記事で述べたように、漢語は様々な意味を要約しており、
場合によっては歴史を含む場合もあります。
主に政治など、国民全員に関わることに関して
漢語の多用を避けて欲しい、というのがぼくの主張です。
もし漢語の使用が禁止となれば、この文章の意図は果たして伝えられるだろうか。


と、もしかしたら誤解されているかも、というところを挙げてみました。
心配性なもので、指摘しておかずには居られなかったのです。
顔の見えないこの空間では、些細な問題なのかもしれませんがね。