N-ZAP83

N-ZAP83

次は何年製になるかなーと思っていましたらば。
1983年、ファミコン生誕の年でした。
「N-ZAP83」は、懐かしいんだか新しいんだか
不思議な感じのブキですね。


N-ZAP系は、射撃時の移動速度がかなり速いという特徴を持ち、
低威力ではあるものの連射力が高い、中距離シュータータイプでした。
真正面から打ち合ってしまうと不利になる場面が多いブキで、
その機敏性を活かして、敵の攻撃をかわしながら間合いを詰めたり、
塗りで場を即座に整えたりすることで戦っていきます。


N-ZAP83のブキ構成は、
サブがポイントセンサー、スペシャルがダイオウイカ
ボールドマーカーネオやバレルスピナーデコと同じ構成ですね。
その中では最もスタンダードな性能と言えるでしょう。


不意に敵と出会うと負けやすいこのブキにとって、
ポイントセンサーは生存率を高めてくれます。
味方の支援も受けやすくなりますからね。
ですが、多用しすぎは良くないのかな、とも思ったり。


他のN-ZAP系は、スプラッシュボムやスプリンクラー
敵を移動させたり体力を削ったりできるのですが、
ポイントセンサーにはそこまでの力がありません。
メインだけでどうにかするしかなく、そのメインは戦闘向きではないと。


ポイントセンサーは、考えずに投げてしまうと
こちらの居場所を教えることにもなります。
ぼくがボールドマーカーネオを使うときは、見えてる敵にも投げる癖がありますが、
N-ZAP83では、隠れてる敵を探す、あるいは敵が隠れていないことの確認、
という真っ当な使い方をするべきかもしれません。


センサー系の重要な役割は、敵を倒しやすくすることだけでなく、
自分がやられにくくすることでもあります。
スーパーセンサーなら全員の居場所がわかるので、安全に裏取り出来ますよね。
しかし、ポイントセンサーで全員を捕まえることはなかなか難しいので、
センサーを付けてない敵の居場所を、大体でも把握するのが上達への道かと。


自陣付近に敵が2人いるとわかっていて、1人は復活中、
この時にポイントセンサーを投げて残りの1人を見つけることができた、
という状況なら、裏取りが成功しやすいというのは想像がつきます。
裏取りすべき状況なのかどうかはまた別問題ですが、
攻めるか守るかの判断材料として大いに役立つものではあります。


うまく通り抜けて、気付かれないうちに塗り状況を整え、
敵を挟み撃ちにしつつ倒していけるのがいい戦い方じゃないでしょうか。
危ない時のための切り札もあるので、強気に戦うこともできます。


そう、スペシャルがダイオウイカなんですよね。
Ver.2.9.0で効果時間がやや縮まりましたが、
強引な攻めには心強いものです。
特に、メインがかなり平均的な性能のシューターであるために、
N-ZAP83に惹かれる人も多いのではないでしょうか。


悩みどころとしては、ギアの選定ですかね。
N-ZAP系としては、長所を伸ばすヒト速度が定番で、
スペシャル増加とかも魅力的なところです。
ただダイオウイカのために、イカダッシュスペシャル延長も
欲しくなるところで、なかなか困りますね。


より強引に攻めやすくはなったN-ZAP83ですが、
本来の性能としては、攻めすぎず守りすぎずの堅実な戦い方に向き、
戦況に応じて柔軟に動くのが良いと思っています。
適度に敵陣を塗り荒らしつつ、じわじわと勝利を勝ち取りましょう!

ついでにボールドマーカーネオ

さっきも名前を出しましたが、同じ構成の
「ボールドマーカーネオ」についても少し。
ボールドマーカー系はどれも好きで、
中でも使用率としてはネオが一番ですかね。


言わずもがなの、シュータータイプ最短射程。
パブロと戦うのも怖いというレベルですが、
一度間合いに入れば恐るべき火力を発揮し、
敵もガチホコバリアも石火のごとく処理できます。


N-ZAP83と比較するなら、射程はかなり負けているけど、
火力に関しては上回るという感じです。
なので、ブキ構成が同じと言えども戦い方はかなり違ってきます。


ボールドマーカーネオの場合は、とにかくポイントセンサー投げまくれ、
これがぼくなりの戦い方になりますね。
射程がないので、見つけても近づけるとは限らず、
自分で倒せないなら味方に倒してもらうしかない、と。
常にスーパーセンサー状態を作る勢いで投げまくってます。


倒せそうなときは別ですけどね。
倒せる敵にわざわざ位置を知らせる必要はないので、
さっと潜り込んで瞬時に倒しましょう。
側面や背後を取って一気に攻められると強い。


N-ZAP83よりはやられてしまいやすいと思っていて、
それはそれで立ち回りを見直すべきだとは思いますが、
同じやられるなら、と、うらみのギアをつけることもあります。
徹底的にマーキングをしてやろうという寸法です。
マーキングされた時の優位性も、少し上がりますし。


こちらはあまり悩まず、イカダッシュ多めという感じですかね。
近づかないことには話にならないので。
ヒト速度が欲しいなと思う場面もありますけど、
余裕があればつける感じでしょうか。
ブラスター対策に、防御とかも面白いです。


さて、再びダイオウイカの話に移りますが、
Ver.2.9.0のアップデートでは、効果時間が縮まると同時に
スペシャル時間延長の効果が強化されたのでした。
以前の通常効果時間に戻したければ、大きいの1つ分ちょっとですかね。
さすがに以前のギア付き効果時間を上回ることはないですが。


ちなみに、バリアも同様の修正を受けていますが、
小さいの2つ分ほどで以前の通常効果時間に戻せて、
大きいの3つ分以上だと以前よりもギア付き効果時間が延びたりします。
なかなか集めるのが難しいですが、大3小3の相手に出会って、
恐ろしい長さのバリアを見せつけられました。いやあ、怖い。


そんなわけで、ダイオウイカの効果時間には要注意です。
思ったより早く変身が解けたり、逆になかなか解けなかったり、
少ないギアパワーで大きく変化するようになりました。
試しに大きいの2つ分つけて戦ってみると、
危ないと思って戻ってからまだしばらく余裕が出てしまうくらいでしたね。


ぼくとしては、嬉しい修正ですけどね。
もともとダイオウイカがそんなに得意じゃないですし、
逆に、プロモデラー系やボールドマーカー系が好きなので
弾き返すのは得意だったりして、それも楽になりそうです。


諜報員としてフィールドを駆け巡りつつ、
裏取りから奇襲してみたり、ダイオウイカで強襲してみたりと、
これもまたちょこまかと、全体を気にかけながら動くブキです。
やられやすいとは言ったものの、頻繁にやられては諜報が不足するので、
引くときは引いて戦っていきたいですね。



ポイントセンサー&ダイオウイカのブキは、
味方への依存が強くなりがちだという問題点はあります。
塗りにも貢献しにくくなってしまうので、
人数有利を見極めて、やるべきことをしっかり切り替えるのが大事。
うまく押し込めると、連携に満足感や達成感が得られますねえ。


ここで書かなかったバレルスピナーデコは、
射程も火力もあるので、これまた恐ろしいブキなのですよね。
シューターは柔軟性が取り柄なので、
それを活かして走り回れると強いかなと思います。