バケットスロッシャーソーダ

バケットスロッシャーソーダ

ものすごくカラフルなスロッシャー系ブキ、
バケットスロッシャーソーダ」は、見た目の割には
なかなか攻撃的な性能を持つブキです。


サブがスプラッシュボム、スペシャルがスーパーショットで、
スクリュースロッシャーとネオの構成を混ぜた感じ。
クイックボムでのコンボや、スプラッシュシールドでの一方攻撃とは、
また異なる戦い方となっています。


まず大事なことは、ボム爆風とメインのダメージ。
なんと、ぴったり100ダメージになるのです!
ぼくがスクリュースロッシャーで多用している、
ボムを転がして、メインで直撃足止めして、爆風で倒す、
このコンボが同じように使えるということです。


ただ、ぴったりということは、
防御のギアがあったり高めの位置から攻撃したりすると
ダメージが減ってしまって、倒しきれないことがあります。
スクリュースロッシャーよりも安定性に欠けるところ。
不安なら攻撃のギアをつけたほうがいいかもです。


スーパーショットは、ポイントセンサーを持ってないので、
目視でしっかり狙いをつけていきたいですね。
当てて倒すことももちろん重要ですが、
発動中は敵が怖がって前へ出られず、時間を稼げるというのもポイント。
立て直しや突撃チャンスでは、とにかく撃ってしまうのも手です。


さてさて、バケットスロッシャー系は、Ver.2.7.0から、
振り動作に関して、軽快になるように少し強化されましたね。
そんなわけで、ぼくの主力ブキであるスクリュースロッシャーが
やや肩身が狭くなっているところ。
ここで体感ではありますが、比較してみたいと思います。


バケットスロッシャー系のいいところは、安定感ですね。
基本的には、2回あてればオッケーです。
射程も長め、横幅も広めで、多少のブレも問題なし。
振りが遅かった弱点が消えたために、もたつきも少なくなりました。


そして壁塗りが得意。
壁にバシャーっとやれば、しっかり塗れるのが素敵。
縦長の塗りなので、カニ歩きしながら振っていけば
面の塗りもきれいにできます。


一方のスクリュースロッシャー系は、
まず、弾速が速いように感じます。
逃げられる前に当たるし、道もすぐにできる。
振ってる最中の移動も速いので、
洗濯機のくせに身軽で機動力があるのが魅力です。


低所への攻撃に強いのは、見えにくい利点ですね。
金網や高台の上からの攻撃でも、ダメージが減りにくいのです。
バケットスロッシャー系は極端に減るので、差別点となります。
弾が細いので、障害物に引っかかりにくいのも地味に有利。
しっかり直撃を狙えば確かに強いのがこちら。


足元の塗りに関しては
スクリュースロッシャー系のほうが強いと思ってます。
塗りたいところを広く塗れると。
ただ、面を塗るにはちぐはぐなので、塗り方に一工夫要りますね。


使い込まないと、なかなか違いは見えにくいのかもしれません。
バケットスロッシャー系のほうが、大体においては扱いやすいかと。
サブやスペシャルが似ているバケットスロッシャーソーダですが、
個人的にはやっぱり、洗濯機を手にしてしまいますな。
あれ、ソーダの紹介記事のはずなのにな……

ついでにもみじシューター

第1回で紹介して以来の久々の登場、
シューター系ブキの「もみじシューター」です。
うまくなるにはいろんなブキを知るべきだと思い、
紹介するために触ってみたら意外にも面白いブキで、
そのまま持ちブキとなったんですよねえ。


なんとなく、一般的な評価はかなり低く見られているようです。
ポイズンボールとスーパーセンサーという、
倒さずに敵の行動を制限するブキ構成なのですが、
倒すためのメインが、射程・威力ともに心許ないと、
そういう理由なんだと思います。


つまるところ、自分では倒せないから、
味方に倒してもらうブキになります。
なので、どうしても味方の強さに依存してしまいますし、
結果も倒した数0となりやすいので、
数字で判断する人には面白みに欠けるブキなのでしょう。


残念ながら。
ぼくはラリホーとかスロウガとかしびれごなとか、
デクの実とか目つぶし草とかサルのきもちとか、
そういううっとうしいのが大好きな人間でございまして。
もみじシューター、好いブキです。


本題に入る前に、マーキング効果が少し変更されていました。
スーパーセンサーと、ギアパワーうらみの効果時間が
やや減ってしまいました。
とはいってもポイントセンサーよりは若干長いです。
弱化? という感じですが。


同時に、ギアパワーマーキングガードでの
マーキング効果時間の減少率が減りました。
いままで25%分にまで減っていたのが、半分だけになったのです。
まとめると、普段のスーパーセンサーは短くなったけど、
対マーキングガードでのセンサー時間は長くなったということです。


実際には、この変更でマーキングガード装備者自体が減りました*1
ということなので、これまでよりセンサーが通りやすくなっています。
もみじシューターは塗り能力がかなり高く、
どんどんスーパーセンサーを出せるブキなので、
むしろ強化だと考えていますね。


ということで、もみじシューターでの戦い方。
ぼくの流儀としては、まず戦おうとしないことです。
待ち伏せからの応戦はしますが、毒が入っていても突撃は避けます。
毒を入れて味方に処理してもらう、その間に自軍を塗り固める。
さらにスーパーセンサーを飛ばして、味方を援護する。


この戦法を有利にするにはチャージャーの射程にさえも入りたくない、
かといってただ自陣にいるだけでは押される一方です。
なので、ボム飛距離のギアを、大きいの2つあるいは3つつけて、
とにかく遠くから足止めさせて自陣に入れないようにします。
味方だけで捌ききれないときは、毒をかけつつ自らも参戦します。


もし自陣に潜り込まれたときは、
インクの塗られている状況を見て、負けないと思うならそのまま交戦。
危ないと思うときは、毒をかけつつ敵の射程外まで退いて、
追撃するか味方を待つかを判断しましょう。
ポイズンボールの爆風は壁を貫通するので、隠れた敵にも当たることも。


ボム飛距離のおかげでポイズンボールが猛スピードで飛んでいくので、
インク回復を挟みつつ何度も当ててやれば、敵は長時間動けません。
たとえ味方がやられてしまっても、うまくすれば1人で時間稼ぎも。
逆に、画面上部のイカマークを見て敵を壊滅できていたら、
すぐさま自陣を塗り広げつつ、復活して出てきた敵にポイズン。


これは人によりけりだと思いますが、
サブを投げるとき、ガイドを見てから投げるようにしました。
構えて待つと出る、どこに飛んでいくかを示す破線ですね。
一刻を争う状況なら話は別なのですけど、
ボム飛距離があって余裕があるときは、命中率が安定します。


極力やられずに、毒&センサー&塗りの3点セットで
相手の実力を封じ込める、これがぼくなりのもみじ戦法。
もともと倒した数に興味がない筆者ですが、
もみじシューターのときは笑ってしまうほどに0が多いです……
それでいて成績画面トップに名前があるということは…?


さすがにぼくではS+の部屋でそこまでの成績は出せないのですが、
時々落ちてしまった時のSの部屋では、そんな状況です。
倒した数を味方に渡しているだけなので、軽視はダメですが、
倒すよりも大事なことがSplatoonにはあるのです。
もみじシューターは、そういうことを教えてくれます。



なんというか、ブキチセレクションそっちのけで
お気に入りのブキについて語ってしまったような気もしますが、
ひとまず第一弾については、これでおしまいですね。


新しいブキだけでなく、以前からのブキにも少しずつ調整が入り、
調整だけでなく、触り続けることで新たな戦法を見出したり、
ときには誰かのスーパープレイを真似て面白い立ち回りを会得したりと。
相性が良くないかなと思っていたブキでも、急に得意になったりして、
まだまだ奥の深さを感じるところです。


S+の人たちはものすごく強いので、
Sに落ちてはS+に上がりを繰り返している程度のウデマエですが、
まだまだじっくり楽しみますよっと。
平均ウデマエの高いナワバリバトルも、面白いですからね。

*1:筆者も、うらみが強化される前まではマーキングガード愛好家でした。