ダイナモローラーバーンド

ダイナモローラーバーンド

バッシャーンという派手さが魅力のローラー系ブキ、
ダイナモローラーバーンド」は、
ぐんぐん進めるチェイスボムを手にし、
さらに前へ出やすくなりました。


……先に言い訳しておきますが、
ぼくはあまりダイナモローラー系は得意ではないです。
恐ろしいブキだと言われていて、実際恐ろしいんですけど、
射程や攻撃間隔が独特なため、練習不足なのだと思います。
バッシャバッシャ振るのはすこぶる楽しいですけどね!


ま、それはさておき、
ダイナモローラー系は、重量系ブキということで、
イカダッシュの速度が常時低下するという
なかなか痛いハンデを背負うことになりました。


足元を塗るのがものすごく苦手で、
とっさの逃げがこれまで以上に難しいので、
先んじての行動を取っていく必要があります。


そもそも、うまいダイナモ使いの人なら
しっかり距離をとって、振り下ろしのインクで一面塗り返し、
近づけさせない立ち回りをされているので、
そうした立ち回りを意識していくことが重要だと思います。


ギアなしだと、5回しかインクを飛ばせないということを肝に銘じ、
切れる前のインク回復を徹底しましょう。
敵インクを踏んだ状態でインクが切れたら、
安全シューズでもない限りかなりの足止めを食らいます。
なってしまったら、スーパージャンプでしかたなく帰りましょう。


ジャンプ撃ちというのも、重要なテクニックです。
ローラー系は高いところから振ると遠くまでしっかりインクを飛ばせます。
特にダイナモローラー系は、広範囲に撒き散らすので、
1回ジャンプ撃ちするだけで敵の移動を強く妨害できます。


振りが遅いので、ジャンプしてから入力しても着地してしまいます。
ジャンプ頂点で振るには、振り入力してからジャンプですね。
ただ、敵が接近してくるときには、むしろ狙いが定めにくくなって、
振り下ろしが外れた時の轢き攻撃も当たりにくくなるので、
むやみなジャンプも考えものかなというところです。


サブはチェイスボムで、機動力を高めることができます。
が、多用しないようには気をつけたほうが良いですね。
インク消費量が多すぎて、使用直後に1回しかメインを振れません。
移動する時の道作りと、近距離まで迫った敵への反撃が主目的ですかね。
塗りが太くなったので、もっと使いたくはあるのですが……


スペシャルのメガホンレーザーも使用機会はかなり多いものの、
撃った後の硬直と振る前の硬直でかなり長い間動けなくなるので、
安全なところで使わないと危なそうです。
メインもサブも、使ってからインク回復できるまでに時間がかかるので、
そこをスペシャル発動で埋められると効率は良いと思われます。


ギアとしては、弱点を打ち消すイカダッシュや、メイン効率、
そして安全シューズあたりがよく見受けられますね。
が、個人的に苦手ながらも勝率が上がったのは、
復活短縮とジャンプ短縮、ステルスジャンプをつけた時でした。
上からドカンは、やっぱりやられるときついものだとしみじみ。


まだまだダイナモローラー系を扱いきれてはいないのですが、
はまると爽快なんですよね。
塗りも火力も強いブキ。常に敵から狙われるブキ。
もう少し、使いこなせるようになりたいなっと。

ついでにハイドラントカスタム

スピナー系の重量系ブキ「ハイドラントカスタム」は、
ぼくのお気に入りブキであります。
以前、S+昇格戦で使ってたのに軽く触れたりしました。
射程と連射力と持続力で倒しまくるブキですね。


こちらも重量系ブキということで、
ダイナモローラー系やリッター3K系同様、イカダッシュ速度ダウン。
そこそこ立ち回りの厳しいブキだったのに、
なんと非情な、と思ったりしていました。


そんなことはなかった。
もう一つの変更点、
最大チャージ時のダメージ量増加。
適正射程で当てると、3発で仕留められるダメージに。


チャージャー系と違って射線が出ないことと、
連射力がプロモデラー系並みというのがあるので、
4発必要だとしても敵を殲滅できる状況もあったのですが、
これが3発でよくなったので、もうほとんど逃がしません。
わかばシューターからスプラシューターへのレベルアップですもん。


ハイドラントカスタムの場合、歩きながら撃てますし、
障害物を気にせず上からインクをばらまけるので、
チャージャー系より場所取りが柔軟というのもあります。
なので、イカダッシュ速度低下もそんなに痛くなかったのかなと。


なかなかに使用者も増えて、改めて実感しましたが、
敵に回すとホント厄介ですよね、こいつ。
近づこうにも、弾幕で返り討ちに会いやすいですし、
やっと忍び込んだらバリア展開。
そのまま連射力で追い返されて、なかなか対処しにくいです。


なるべく、スペシャルを持ちながら攻めたり、
ボムなどを有効活用していかないと、撃ち負けます。
スプラッシュシールドはすぐに破壊できるので、
過剰に頼りすぎないようにしたいですね。
下手に倒さず、意識だけ向けて時間稼ぎするのも手です。


でもまあ、ハイドラントカスタム側も、
時間稼ぎが得意なんですけどね〜。
チャージャーに弾幕を見せつけたり、
見えてる敵にまんべんなくインクを降らせていったり、
鬱陶しく思われることに長けています。


投げたスプリンクラーを即時壊されることが地味に嫌なので、
ハイドラントカスタムを怒らせるなら、そこからですかね。
無論、おとりとして使ってる場合もあるので、
逆に怒らないようには気をつけてください。


強力な弾幕を張れて、サブもスペシャルも守備性能高いですが、
チャージの隙はやはり強烈なデメリットです。
障害物に隠れてのチャージが最重要な立ち回りですね。
最大まで溜めてこそ、その真価を発揮するので、
そこを潰されないようにするのがハイドラント系の真髄。


メイン効率、サブ効率のギアで
とにかくインク消費を軽くするのが好きです。
スプリンクラーを投げた後にチャージできる余裕があると心強い。
また、間合いの調整にヒト速度も良いですね。


とても強力になりましたハイドラントカスタムです、が、
その分、対策されることも多くなりましたね。
長射程を活かした奇襲と、連射力を活かした威嚇で、
予想されにくい行動を目指していくのが楽しいです。



重量級ブキはイカダッシュ速度が下がりましたが、
これも、当初想定していたよりいい感じの調整ですね。
装備を整えれば元の速度に戻すこともできるし、
他人事のようですけど、面白いです。
ハイドラントカスタムがマイナーから抜けつつあるのが、やや心配……