スクイックリンγ

スクイックリンγ

アルファ、ベータときたら、もちろんガンマ。
「スクイックリンγ」はチャージャー系最短射程のブキです。
別名、洗剤とか言われてますね。


油断していると長射程シューターにもあっさりやられてしまう
スクイックリンγなのですが、
一撃必殺の強みを活かしていくことが大事です。
ギリギリまで攻撃を耐えて、カウンターショット!


直線の塗りや、壁塗りが得意というのもポイント。
これでもチャージャーなので、逃げる時は逃げるのが大事で、
先回りして逃げ道を通しておくだけでも立ち回りは楽になります。
間合いを見極めないといけないブキなので、
機敏に動けるように場を整えておくのが良いですね。


スクイックリン系はVer.2.7.0では特に変更を受けませんでしたが、
スプラチャージャー系とリッター3K系が、
チャージ途中での射撃の射程が縮まったことから、
同射程になるチャージ速度の点で完全に優位に立ちました。


というか、今まで劣っていたんですよね……
攻撃のギアをつけまくられると、こちらが最大チャージする前に
撃ち抜かれていたという。
移動速度の差もあるので単純比較はできませんけど、
今回の変更はスクイックリン系にとっても良いことだと思います。


射程圏内であれば、凄まじい速度で一撃必殺を放てるので
与えるプレッシャーは大きいです。
しかし、狙撃精度あっての話でもあるので、
こちらもプレッシャーを受けてしまったり。


そんなスクイックリンγですけど、
サブにキューバンボムを手に入れたことで、
より強いプレッシャーを与えられるようになりました。


キューバンボムは、それで倒すということよりも、
その爆風の広さから、敵を移動させるというのが大きな役割で、
避難しようと高台から飛び出してきた敵なんてのは
絶好のスナイプチャンスになります。
これを的確に撃ち抜ければ言うことなしですね。


一応、爆風を受けた敵はチャージ途中射撃でも倒せることも。
ギアなしだとかなり溜めないといけなくて、
狙いどころがあるかというと難しいものの、
知っていれば、やられる前に撃ち抜く判断もできそうです。


スペシャルはダイオウイカ、これのおかげで、
多少無理な接近戦も強気に突っ込んでいくことができます。
キューバンボムを投げて隙を見せ、誘ってからの発動も効果ありです。
この組み合わせは、実は初めてなのですよね。


ギアとしては、かわして耐えてのヒト移動や防御、
ダイオウイカにも活かせるイカダッシュ
ボムを多用するならサブ効率あたりが良さそうですね。
チャージなし射撃での2発撃破や、ボムの爆風との組み合わせのために
攻撃まみれも試してみましたが、なかなか効果は実感しにくかったです。


個人的には、トラップマニアなので、
スクイックリンβの方がお気に入りではありますが、
障害物裏に攻撃できるとか、近距離戦でも保険があるとか、
なによりブキが赤いとか、γの良さもかなりのものです。

ついでにジェットスイーパー

シューター系最長射程ブキ「ジェットスイーパー」は、
なんと すばやさが あがった!
五割り増しという、なかなかに魅力ある響きです。


元々の射撃中の移動速度がかなりの鈍重だったので、
上昇量としてはそれほどでもないのかもしれませんが、
具体的には、デュアルスイーパーと同じになったようです。
赤なのに! 緑と同じだなんて!


デュアルスイーパーを使う方ならおわかりでしょうけど、
射程の割りにそこそこすばしっこいブキなんですよ。
そのすばしっこさを、ジェットスイーパーも手に入れました。
ものすごく快適に動けますね。


連射力が弱く、4発当てないといけないダメージ量なので、
射程で勝ってても逃げられやすいという性質なのですが、
若干追いかけやすくなり、とどめを刺しやすくなった印象。
射撃精度も元々高く、しっかり撃ち抜いてやりたいですね。


とはいっても、このブキに求めるのは攻撃性ではなく、
場を荒らしていく塗りでの支援が強いと思っています。
こちらより射程の短い味方が戦っているところに、
後ろから地面を塗っていって敵を不利な状況に持って行き、
届きそうなら敵の体力をじわじわ削れるとなお良し。


移動速度が上がったために、状況に応じて敵陣に踏み込んだり、
劣勢を察して退きつつ侵攻を食い止めたりと、
立ち回りに余裕が持てるようになったと思います。
このブキはチャージャーではなくシューターなので、
潜伏からの狙撃もできることを覚えておきたいですね。


さて、ジェットスイーパーと比べられがちなのは、
スピナー系もあります。特にバレルスピナー系。
射程やブキ構成が似通っていて、
攻撃性能や射撃中の移動速度はあちらの方が上かと。
ここでも、チャージ不要の強みを最大限に活かしたいところ。


長射程のブキではあるものの、他との違いを意識するなら、
しっかりフィールドを動き回って、潜伏して奇襲、
敵がいなければ、安全圏から塗り返していく、という
シューターならではの機動性を意識していきましょ。
ジャンプでぴょんぴょん避けやすいのも特権ですかね?


ギアなしでの射撃時移動速度が上がったということは、
ヒト速度のギアをつければもっと速くなります。
また、インク効率はそれほどよくないので、
塗りまくりたいならメイン効率もオススメかと。
キレイな塗りとは言えませんけど、まばらに散らせば良いのです。


また、攻撃のギアも案外良いと思います。
射程ギリギリの敵にも安定したダメージを与えられますし、
まばらに塗ったインクを踏んだ敵なら、3発で倒せたりも。
あと、おまけ程度ではありますけど、
トルネードの攻撃力を上げるという発想もなくはないと思ってます。


そうだ、スプラッシュシールド。
上り坂に投げると速く接地するのですが、
シールドが開くまでの時間が早くなることはなくなりましたね。
逃げる時には坂道を使うという戦術が、無効化されました。


とは言っても、強力なその性能は健在です。
通路のような直線的なところだと、その射程を活かして
一方的に撃ち倒すことができます。
しかし、強力ゆえに対抗策も多く練られています。
各種ボムでの即時爆発や、ポイズンボールでの拘束には十分注意を。



優れた性能を持っていながらも、若干の扱いづらさがあるのが、
スクイックリン系とジェットスイーパー系の共通点なのかも。
ちょうど、射程と攻撃速度が入れ替わりになっているブキですね。


こういう偏屈な性能のブキは、ぼくの好みなんですよね〜。
パルテナでも「狙杖っぽいなにか」という名の、
どっちつかずな立ち位置の神器が好きでしたからね。
カテゴリのセオリーを守りつつも、他とは違う運用を見出す、
不思議な魅力にあふれるブキだと思います。