ハイドラント/カスタム

ハイドラント

ついに、Splatoonブキ紹介記事シリーズも
最終回を迎えることとなってしまいました。
最後のブキは、スピナー系に分類されるブキ、
「ハイドラント」です。


消火栓を基にした重厚なデザイン、
赤の映える迫力あるこのハイドラントは、
スプラチャージャー系に迫る射程と、
リッター3K系を上回るチャージ時間を持ちます。
最大チャージのインク消費量もリッター3K系より上。


弾の形状で撃つブキとしては、最長射程ですね。
チャージしさえすれば、連射力はプロモデラー系と同等で
しかも持続時間がかなり長いです。
試し撃ちに大きなイカの的が3つありますが、
縦に並ぶ位置から撃てば、1回のチャージで全て壊せるほどです。


初撃を外したって、撃ちながら照準を動かして追いかけられるのが
チャージャー系にはない大きなメリットです。
撃ちながら歩くことももちろん可能ですから、
届いてないなと油断してる相手に近寄ってそのまま倒せたりします。


長射程かつ要チャージなので接近戦には弱いのですが、
敵を倒すための4、5発が出る最低限のチャージは
他のスピナー系ブキと同じチャージ時間で出せるので、
冷静にチャージして撃つことで返り討ちにできます。


高台の真下にいる敵など、チャージャー系だと相手しづらい敵も、
ある程度溜めてから飛び込んで連射すれば、
シューター系と同じような対処が可能だったりします。
外せば負け確定とも言えるので、
溜め具合と狙いの定め方を覚えていくことが大事かと。


足元が敵インクで塗られると大ピンチ、のように思えますが、
実は発射ボタンを一瞬押すことで1発だけ弾が出ます。
下向きに撃てば、ちゃんと足元を確保することができます。
案外、敵インク地帯もぴょんぴょん飛び回ることができて、
見た目の割には機動力があったり。


塗りの能力としては、いまいちと言わざるを得ません。
やはりチャージ時間が長すぎるので、手数が稼げず、
着弾点はしっかり塗れるものの、間がまばらになりがちです。
道を作るときは、そこそこのチャージから正面から下向き、
またはその逆で撃たないと、なかなかキレイにできません。


なので、自陣を固めることではなく、敵陣を荒らすことが
このブキの主な役割になります。
戦場から一歩下がったところで撃ち続けるだけで、
敵は攻めづらくなり、味方は攻め入りやすくなります。
万一敵が抜けてきたら、さっきのテクニックで返り討ちですね。


後ろにいるからといって戦闘に参加できないことはなく、
凄まじい連射によって、味方が仕留め損ねた敵を倒したり、
敵の周囲を上から全部塗ってしまって逃げ場をなくしたりと、
それなりに活躍も見込めます。
今どこが戦場なのか、を把握して拠点を変えていきましょう。


サブのスプラッシュボムは、接近戦の補助として使えますが、
インク消費量が多く、乱用は危険な印象です。
逃げ切りたい時に転がすのがいいでしょうかね。
壁に密着してメイン射撃が当たらない敵には効果的。


スペシャルはスーパーセンサー。
チャージャー系と違って射線が出ないので、
狙っても敵が気づけないというのがスピナー系の魅力。
さらに、悪いインク効率を補うこともできて、
かなり相性がいいと思います。


どこから狙われているかがわからない、
これがハイドラントの強みだと思っています。
4発必要と言っても、連射が速いので倒すのは一瞬。
射程に頼って真正面から構えてチャージするのではなく、
物陰など敵の意識が回らない場所から、根こそぎ倒しましょう。

ハイドラントカスタム

最後に追加されたブキでありながら、
ぼくの第三のお気に入りブキとなったのが、
この「ハイドラントカスタム」です。


なぜお気に入りなのか。
塗れるから、です!


ハイドラントは、見た目としてもなんとなく好きで、
長射程ブキが得意というぼくの性格にも一致し、
カスタムでない方もかなり使い込んでました。が、
塗りが得意でないということと、突撃に不向き、
これらがネックに感じていました。


見事にそれを解決してくれました。
ハイドラントカスタムは、サブにスプリンクラーを、
そしてスペシャルにバリアを携えているのです。


スプリンクラーは、ぼくがこのゲームをやり始めた頃から
ずっと気に入っているサブです。
基本的には、ただ塗るだけのサブなのですが、
塗ることこそが、やはり要なのです。


ハイドラントカスタムは、それほど前に出る必要もなく
チャージャー系を気にしさえすればやられることも少ないので、
スプリンクラーの稼働時間を長く出来ます。
インクこそ大量に使ってしまうものの、
チャージしている間も塗りが増えるのは嬉しいもの。


また、スプリンクラーを戦場に投げ込んでおけば、
メイン射撃の1発のダメージが小さいことから、
スプリンクラーからの攻撃ダメージと合わせて
敵を倒しやすくなったりもします。


敵陣塗り返しも全部スプリンクラーに任せてしまって、
悠々と敵を倒すことに専念でき、
ぼくとしては相性最高だと思ってます。
もともとインク残量に気を使うメインなので、
サブの使い勝手もそんなに気になりません。


これにより、塗りがかなり得意になりました。
ということは…?
バリアを使える頻度も増えるということですね。


バリアとの相性は、最高、とは言えないでしょうか。
そもそもが敵からの攻撃を受けにくい立ち回りなので、
どんどん使っていくという性質のものではないです。


まずは、カスタムでない方と同様に、
インク回復手段として使うことを考えましょう。
バリアが溜まってるときはインク切れを気にせず
撃ちまくっても問題ないです。
スプリンクラーを投げてすぐ回復するのも良いかと。


次に、攻め込まれた時。
しっかり反撃できる態勢を整えておきましょう。
とっさにバリアを張ったものの、チャージ時間を間違えて
倒しきれないようなケースは発生しがちです。
なるべくなら、バリアを使う前に迎撃したいですね。


最後に、突撃時。
何も考えずに突撃するのはハイドラントカスタムとしては
あまり良くない行動と言えます。
味方が揃って、ここでバリアをおすそ分けすれば
一気に壊滅できるという自信がある時の、切り札ですね。


バリアを渡すだけ渡して自分は退がるというのも
戦術として有効だと思ってます。
後ろから援護する能力はやはり高く、
スプリンクラーも投げ込んでおけば、敵陣も崩しやすいです。


後方支援には間違いないのですが、
いざというときに自分から切り込んでいけるのが、
ぼくとしては嬉しい限りです。
あのハイドラントカスタム、鬱陶しいなと
思わせるような立ち回りを目指したいですね〜。



最近のガチマッチは、ワカメと洗濯機と消火栓をメインとして
ルールやステージで使い分けて戦ってます。
ハイドラントカスタムは、広めのステージのガチヤグラ
一番向いているような気がしていますね。
スプリンクラーがあるのでガチエリアも強い。


まだウデマエはSの中ほどでくすぶってますが、
ここまできたらS+も目指してみたいものです。
ハイドラントカスタムも使いこなしてくれようぞ!
にしても、最後の最後でこんなにハマるブキが追加されるとは。
やっぱりSplatoonは好いゲームだなあ。