ヒッセン/ヒュー

ヒッセン

筆洗ですね。筆洗です。
「ヒッセン」は、スロッシャー系ブキに分類され、
その中では振りの間隔が速く、射程が短いのが特長です。
また、左右にもインクが出る3-wayショットになっていて、
独特な攻撃範囲を持っています。


射程は短く連射は速く横に広がるというのは、
まさにわかばシューター系のような短射程の典型ですね。
ブキ種が違うので使用感は異なりますが、
だいたいそんなイメージで動けるかなと思います。


攻撃威力は、2発で仕留められる威力なので、
バシャッバシャッと連続で振る癖をつけると、
不意に1発目が敵に当たった時にそのまま倒せます。
攻撃範囲が横に広いから逃がしにくいのもいいところ。


一気にバシャッとインクをぶちまけるから、
相手の足を取れるというのも利点です。
まっすぐ下がられると射程が届かなくなるので、
うまいこと退路を封じていきたいですね。


シューター系との違いとして意識したいのは、
障害物の使い方でしょうか。
ヒッセンは上からインクを被せられるため、
背の低い障害物を挟んで戦う時には一方的に攻撃できます。
振りの隙を突かれないよう、先手を取って倒しましょう。


射程は短いものの、届く高台も案外あるので、
見えない位置から2連攻撃で不意打ちもできます。
ここでも範囲の広さが役に立って、
雑に振っても当たったりする印象です。
逆に狙ったのに、インクの隙間で当たらないこともありますが……


塗りに関しては、狭いエリアを塗り替えるのは驚異的な速さですが、
射程が短いのでどうしても累計ポイントは稼ぎにくいですね。
一度に広範囲に撒くために、塗り被りが多いのもあります。
サブ、スペシャルともに塗れない構成ですから、
メインでしっかり塗っていかないといけません。


さて、サブはポイズンボール。
かなり相性がいいです。
もみじシューターみたく、遠いところから毒付けして、
敵のインクの様子を見ながら攻撃を仕掛けたいです。


毒だけつけて、味方に仕留めてもらうのも、
短射程ブキとしての立ち回りになります。
下手に攻めてやられては意味がないです。
機動力は高めに感じるヒッセンなので、
動き回ってポイズンを当てていきましょう。


スペシャルはバリアで、こちらはわかばシューターに近い印象。
わかばともみじの融合のようになってるんですよね。
攻め時と判断したら、バリアをつけて一斉に突撃しましょう。
射程がないので弾かれるとなす術がなく、
スーパージャンプで逃げる選択肢も常に持っておくといいです。


スロッシャー系で、特殊な攻撃範囲と、
けっこうユニークなブキではありますが、
そこまでクセを感じず、扱いやすいブキだと思います。
個人的には、手軽でそこそこ強い印象。
ポイズンボールを駆使すると、無類の強さを発揮しますね。

ヒッセン・ヒュー

画材シリーズだったんですね、これ。
「ヒッセン・ヒュー」は、後ろからの支援が得意になった印象です。


サブがチェイスボムになりました。
ぼくとしては、これのおかげで、
一撃ダメージが出せるようになったことが嬉しいです。
ヒッセンは必ず2回振らないといけなかったので。


チェイスボムを直撃させる、というのは難しいようですが、
遠い敵なら、投げるだけでプレッシャーになりますし、
近い敵は、ほぼ密着状態で当てることにしています。
中途半端な距離で投げてかわされると、
インク量で不利になってやられがちですね。


爆風ダメージも侮れなくて、
近い爆風ならメインを1回振ってコンボで仕留められます。
攻撃のギアを大量につければ、遠い爆風からでも倒せるようですね。
しかし、イカダッシュやマーキングガード、イカニンジャといった
接近戦に強いギアも捨て難いので、悩みどころ。


地続き限定ではありますが、メインで近距離、サブで遠距離と、
バランスは取れているように感じます。
サブのインク消費量が多いので、
インク回復は強く意識して動きたいですね。


チェイスボムは、スプラッシュシールドに
高ダメージを与えて瞬時に壊せるという性質があったりして、
シールドに隠れて油断している相手を一気に倒せたりします。
もちろん、無策で突っ込むと返り討ちに合うのですが、
シールドを見たらチェイスボムを投げておくのも良いかも。


スペシャルは、スーパーセンサーです。
これまた、メインにサブにと相性がいいですね。
接近戦で位置がわかっているのは戦いやすいですし、
サブの無駄打ちを抑えられるのも嬉しい。
サブ後のインク回復手段としても適してます。


チェイスボムって、うまく使えばかなり塗れると思ってます。
これに、スーパーセンサーが組み合わさって、
安全なところを探りつつメインで塗れるので、
ヒッセン・ヒューのほうはやや塗りも強いかな、と。


正面から攻めるには、防御手段に乏しいので
ガンガン突撃は少しきつい印象がありますが、
後ろで自陣を固めたり敵陣にチェイスボムを投げ込んだりしつつ、
センサーが入ったり数で有利になったりした時には
ここぞとばかりに攻め入れるブキのように思います。



中短射程ブキがさほど得意でなく、ヒッセン系はノータッチでしたが、
トリッキーに見える割りには素直な取り回しができました。
ポイズンボールやチェイスボムという、
ぼくの好きなサブがついてるのも好印象ですね。
スロッシャー系ブキは個性が強くて楽しいですなー。