.52ガロン/デコ

.52ガロン

射程そこそこ、火力高めの「.52ガロン」は、
なかなか人気者と見えるシューター系ブキです。
.96ガロンの改良元になってる設定のブキですが、
そちらはすでに記事にしてしまいましたね。


射程はスプラシューターと同等の中程度です。
なんと言っても特徴は、.96ガロン系同様に2発で敵を倒せるところ。
中射程ブキにしては連射は遅いものの、
不意打ちすれば敵に対応させる暇なく倒せるのが魅力ですね。


ただ.96ガロン系に比べると、弾のブレが強く、
射程ギリギリだと外しやすい印象があります。
さらに、ギアがない状態で辛うじて2発で倒せるダメージ量なので、
遠すぎることでの威力の減退や、敵の防御のギアによっては
倒すのに3発必要になってしまうことがあります。


普段は間合いをしっかり保てと書いていますが、
.52ガロンは若干詰め寄り気味のほうが良い気がしています。
試し撃ちで、50ダメージ以上が出る距離と出ない距離とを
確認してみるのが良いかもしれません。
あるいは、攻撃のギアで解決するのも良いですね。


2発で倒せる火力さえ維持できていれば、
気づかれないように1発目を当てれば
逃げようと判断する前に2発目を当てて倒せます。


もし気づかれても、ガロン系以外のシューター系ブキ相手なら、
原則3発貰う前に2発与えれば良いので、
被弾をなるべく抑えて的確に当てていきたいです。
連射力が低いと言えども、純粋なシューター系ブキなので、
他のタイプのブキに対しても倒すまでの速さはかなり有利です。


と、攻撃性能はピカイチの.52ガロン。
塗りの性能はというと、あまり芳しくありません。
連射が遅い、インク効率も悪い、射程も中程度で、
塗りとしての貢献はさほど実感できません。
サブやスペシャルも塗れるものじゃないですし。


最低限自分の動き回れる領域は確保しておいて、
敵を止めることで相対的に塗りを有利にできるよう
ガンガン倒していくのが.52ガロンの役割だと思っています。
もちろん、自身はやられないような立ち回りも必要ですし、
塗ることを放棄していいわけでもありません。


やられない立ち回りに不可欠なのが、サブのスプラッシュシールド。
スプラッシュシールドの使い手としてはかなり射程が短く、
押し込むための使い方ではないように感じています。
まさに盾として、弾幕を防ぎながら相手を倒すという
純粋な使い方が似合っていそうですね。


スプラッシュシールドは、自分や味方は通り抜け可能というのが、
当然のようでいて、面白い性質だと思います。
回り込まれても、すぐに反対側へ移動できますから。
障害物の少ない場所でのスプラッシュシールドの扱いは
中射程の.52ガロンが秀でているかもしれませんね。


スペシャルはメガホンレーザー。遠距離対策も完備です。
必要塗りポイントが少ないので、塗りが苦手な.52ガロンでも
そこそこ使える印象を持ってます。
嫌なチャージャーさん達には退いてもらいましょう。


塗りの能力や射程といったところで
若干のもの足りなさを感じることもありますが、
メインの攻撃性能とサブの防御性能を合わせて
目指すは頼れるソルジャー!

.52ガロンデコ

これも通称にギャルがつくんでしたね。
しっかりデコられた「.52ガロンデコ」です。
威力の高さは相変わらず、さらに奇襲の方法が増えて
より攻撃的になったと言えるでしょうか。


スプラッシュシールドがないので、
射程で劣るブキに詰め寄るのは難しくなった印象です。
が、新たに獲得したチェイスボムによって、
地続き限定ではありますが、遠距離への牽制が可能になりました。


不意打ちできる時はそのまま倒しきるほうが良いですが、
気づかれている場合はチェイスボムで威嚇していきましょう。
インク消費量が多いので、しっかりインク回復を挟みつつ。
直撃すれば一撃ですから、敵としては案外怖いものです。


あまりこちらからは攻めすぎずに、
インク効率は悪いですけど、しっかり足元を固めて
しびれを切らして突っ込んできた相手を確実に仕留めるのが
そこそこ有効だと思えます。


それに加えて、ときどきチェイスボムを潜伏追尾して
また威嚇かと思っている相手に奇襲をかける、
これが楽しいですね! 気持ち良い!
移動しながら狙いを定めないといけないので難しさはありますが、
意表をつくという点では強力な戦術です。


ときどき、がポイントで、毎回追いかけていると、
相手も学習してチェイスボム付近を狙撃してきます。
追いかけるタイミングを遅らせたり、
地形によってはチェイスボムとは違うルートで詰め寄ったりと
相手にとって意表とは何か、を意識すると良いと思います。


.52ガロンデコはメインでの塗りが不得手だったわけですが、
チェイスボムは敵陣を安全に塗り返す手段でもあります。
道を分断するように投げておくだけでも、敵からすれば厄介。
さっきのような奇襲策があるために、チェイスボムの通り道付近は
誰か潜んでいるかもしれないと疑心暗鬼に陥れる効果もあります。


とにかくインク消費量がネックではあるものの、
使い方に気をつければ塗りは稼ぎやすい印象ですね。
チェイスボムが大好きなぼくとしては、
サブ効率やインク回復のギアがたくさん欲しいところです。


スペシャルはトルネードで、こちらも塗りの補強になります。
チェイスボムの活用次第で、そこそこ発動機会もあるような。
高いところへの攻撃に難があるメインとサブなので、
チャージャー対策としての使用がより良いですかね。


ナワバリバトルでのトルネード、
なんとなく敵インクの多いところに撃ってしまいますが、
戦場と復活地点の中間だと、すぐに塗られるんですよね。
スペシャルゲージも溜めさせてしまうし、あまりよくない。


終盤以外で倒したい敵がいない場合は、
敵陣側の塗りに行くのに手間がかかる場所に撃つのがオススメです。
敵がそこを塗り直すまでの時間の分だけ有利ですし、
戦闘が白熱していると最後まで塗り返されず得になります。
中盤に撃ったトルネードの痕が残ってると、けっこう嬉しかったり。


メインの塗りの悪さをサブとスペシャルが補ってくれて、
そんなに塗れない印象もなく、
さらには攻撃面でも強いときた。
.52ガロンデコもなかなかに恐ろしいブキですよね。



.52ガロン系は不意打ちアサシンが怖い、と思う一方で、
連射が速いスプラシューター系はもっと怖いと思ったり。
スプラシューター系だって、不意打ちされると適わないですもん。
なんとなく.96ガロン系やスプラシューター系ほどの怖さはないかなと。
でも、サブの使い方がユニークで面白いなーと思えるブキなのでした。