L3リールガン/D

L3リールガン

シューター系に分類されるブキ、「L3リールガン」なのですが、
個人的にはリールガン系で別に分けてしまいたい。
かなり特殊な性能を持つブキです。


一度の入力で3発の弾が連射されます。
で、おしまい。
他のシューターと違って、何度も押し込み直さないといけません。
ちょうど、前回のパブロの振り攻撃のような感じですね。


そのため、リズムをとってぽんっぽんっぽんっと入力していかないと、
発射頻度は著しく低下してしまうわけですね。
入力が早すぎると反応しないので、練習あるのみです。


慣れれば特に問題はなくなってくるのですが、
焦っている時に連打しすぎて連射が遅くなってしまったり、
倒しきったと思って入力を止めたら1発外してて反撃もらったり、
常にある程度の集中力が求められるブキです。


とまあ、厄介な仕様を背負っているL3リールガンなのですが、
肝心のブキ性能には、光るものがあります。
射程が長く、移動速度も速いので、適切な間合いを取りやすく、
メインのインク効率がかなり優秀で、なかなかインク切れを起こしません。


敵を倒すには4発ほど当てないといけないので、
一度の入力で3発全弾当てても倒しきることはできません。
.96ガロン系のように2回分で倒せるというようなイメージで、
6発中4発を当てていきましょう。


射程はスプラシューターより長くプライムシューターより短いのですが、
撃ちながらの移動速度が速いおかげで、
プライムシューター系や.96ガロン系にも対応しやすい印象があります。
.96ガロンの記事中でリールガン系を危険視していたのはこのためですね。


射撃の精度も、プライムシューターより高いんですよね。
そういったこともあって、プライムシューターよりさらに上級者向けな
一面も持っており、使いこなせば相当に暴れられます。


連射は特殊ですが、一度に3発を発射してかつインク効率もいいので、
塗りの能力が実はとても高いです。
ステージにもよりますけど、ナワバリバトルで勝利ボーナスなしの
1000ポイント越えも難しくありません。
キル数と塗りポイントを両立できる、優秀なブキなんですよ。


サブのポイズンボールは、
射程で勝てない敵や連射力で勝てない敵を鈍らせて
適切な間合いをとって仕留めるのに役立ちます。
メインの塗りが強いので、敵を見つける目的での使用は
それほど重要ではないかな、というのが個人的感想。


長射程のブキにしては、3発に限ればすさまじい連射力なので、
突撃して撃破できてしまう場合もかなり多いのです。
高台や崖下を攻める前に毒を投げておけば、突破のしやすさも変わりました。
また、味方にチャージャーなどがいるときは、撃破に期待をかけて
毒付けだけして他の敵を追うのも有効です。


スペシャルはメガホンレーザー、
あ、ホットブラスターと同じ構成なんですね。
そのときは書き忘れていましたが、
ポイズンボールで動けなくすれば、メガホンレーザーがクリーンヒット!
場面によっては狙ってみると気持ちいいです。


塗りが強いおかげで、必要塗りポイントの少ないメガホンレーザーは
かなりの頻度で使えます。
厄介な場所からはどんどん引きずり出して、
L3リールガンで仕留めちゃいましょう!


しかしまあ、人速度のギアもつけてないのにとにかく機敏に動きます。
その分、他を強化できるのは嬉しいですね。
さらに速度を高めたり、ボム飛距離を上げたりが良さそうですが、
試しにつけていた防御のギアは、ギリギリの攻防で撃ち勝ったりするので
そういうのもアリなのかもしれません。

L3リールガンD

「L3リールガンD」は、もちろん性能の高さはそのままですが、
さらなる攻撃性能を求められる場面や、
一人で戦わないといけない場面が多いときには、
こちらの方がいいのかもしれません。


サブがクイックボムとなり、即効性のある攻撃手段が増えました。
メインが3発全弾命中すれば、あとはクイックボムを1発投げれば
どの範囲の爆風でも倒せてしまいます。
攻撃のギアをつけておけば、敵の防御のギアへの対抗にもなりますし、
メインを1発外した場合にも仕留めやすくなりますね。


もちろん、射程外や高台にいる敵にクイックボム2、3発を投げて
そのまま仕留めてしまう戦い方も選べます。
近距離すぎて狙いが定めにくい場合の撃退にも便利。
どちらで攻めてもインク効率がいいので、柔軟に戦えるのがいいですね。


スペシャルはダイオウイカとなり、
孤立したり囲まれたりした局面にも対応しやすくなっています。
塗りの性能はさらに高まっているので、発動機会は多いでしょう。
一方、遠距離の妨害手段はなくなってしまったため、
その場の安全を確保して次の展開につなげていきたいところ。


一時的に敵を足止めする性能が失われているので、
突っ込んでくる敵は全て倒しきってしまって
それ以上進ませないとする姿勢がいるように思えます。
一騎当千の気分で蹴散らしたいところですね。


ガチヤグラは、攻撃すべき箇所がわかりやすいので
L3リールガンDのほうが使いやすい感触でした。
クイックボムで怯ませつつも、要所ではインクに潜って身を隠し、
ドンパチしているところを掠めるように仕留めるのが
ぼくなりの楽しい戦法ですね。



独特な使い勝手のL3リールガン系。
押しっぱなしではダメなので面倒にも思えますが、
無駄撃ちが少なくなって、敵に位置を知らせない立ち回りを
改めて認識できたのが良かったです。


また、使い始めてからものすごく勝率が良くて、
L3リールガン系は一気にお得意ブキへと昇格しました。
それでも使用率が低いのは、やはりそのクセの強さゆえなんですかね。
速いし長いし強いし、その上塗れるし楽しいんだけどなあ。
ま、あまりに増えたら対処できなくなるので、これでいいのかも。