ホットブラスター/カスタム

つおい。
つおいぞこれは！
「ホットブラスター」、やはり強いブキです。

ラピッドブラスター同様、シューターの中のブラスター系に分類されるブキ。
順当に進めている人は、先にこのホットブラスターを手に取ることでしょう。
わかばシューターよりも塗りの届く範囲は狭いのですが、
爆風によって攻撃範囲はわかばシューター以上です。

弾が直撃すれば一撃必殺、
爆風でも無対策なら2発で倒せるという高火力です。
ただし、壁や床に弾が当たった場合は爆風の威力が下がるので注意。
いずれにしても、敵の近くに打ち込むだけでダメージが期待できます。

壁に隠れようが、高台の死角であろうが、
爆風を2発当てさえすれば倒せてしまうのでとても攻めやすいですね。
迫ってくる敵より逃げる敵の方が倒しやすいでしょうか。
届かないと思うようなところでもジャンプして撃ち込んでみると
意外と届いてしまうのが、撃ってる方も驚きです。

連射は、とにかく遅いです。
また、発射直後にはイカになることも不可能な硬直時間が長めにあります。
連射の速いブキに懐へ潜り込まれると、直撃させる以外に打開策がありません。
相手に近づかれないよう爆風で牽制したいところです。

ラピッドブラスターに慣れた後だと、この連射間隔と硬直時間の長さが
どうしても瑕になりますね。
2発目を撃って潜ったつもりが、1発しか撃ててなかったり。
ブラスターごとにこのタイミングは覚えていくしかないでしょう。

以前の記事では、ラピッドブラスターはややチャージャーっぽいと書きました。
ですが、ホットブラスターを触ってみて思ったのは、
ブラスター全般がチャージャーに似ているのかもしれませんね。
近距離用補助爆風付きチャージャー、みたいな。

特にホットブラスターは、直撃が一撃必殺なので、
さらにチャージャーっぽさを持っているように思うのです。
チャージャーが撃つ前に隙があるのに対して、
ブラスターは撃った後に隙がある、という感じ。

とはいっても、チャージャーとブラスターは全然違うと
思う人の方が多いことでしょう。
狙いが全てのチャージャーと、狙いって何？　のブラスターですから。
攻撃面では全く別物ですよね。

特に塗りの面で、ぼくは似ていると感じています。
1発撃てば道を作れるというのが、その理由の大部分でしょうか。
1発ずつ撒き散らしていけば、それだけで通路が出来上がるんです。
その意味で立ち回りは似ているんじゃないかなと。

あと、味方の後頭部に弾をぶつけてしまって無駄にした、というのも、
チャージャーと似てる点です……
特に開戦時は、ジャンプ撃ちをして味方に当てないよう気をつけましょう。
味方もジャンプしたりするんですけどね……

サブはポイズンボール。
メインの連射が遅いために、敵を鈍らせておくのは効果絶大です。
塗る間にも隙ができやすいホットブラスターなので、
敵が隠れていないかを調べるためにも有用ですね。

そしてスペシャルがメガホンレーザー。
けっこう高台にも攻撃が届くホットブラスターですが、
高台に向けて撃って、降りてきたところを直撃、とかできると
自分に酔いしれることができます。

ホットブラスターの攻撃範囲はなかなか計りにくく、
え、それ届くのか、と思っているうちに仕留められるので、
倒した数、いわゆるキル数はかなり稼げます。
塗りは若干劣るものの、仕事をした感が得られるいいブキだと思いました。

サブにポイントセンサー、スペシャルにバリアを引っ提げてきた
「ホットブラスターカスタム」も、
同様に凶暴な味わいを感じさせるブキです。

こちらも基本戦法にさほど大きな変化はなく、
頼りになるメインで押し込んでいけると思います。
サブが変わったことで、若干機敏な照準合わせは求められるでしょうか。

センサーで見えている、という状況は、
ブラスターにとってはこれ以上ない恩恵です。
遮蔽物で身を守っているつもりの敵をあっさり倒せてしまいますからね。
ただし、警戒心が強い相手にはそそくさと逃げられるでしょうから、
逆に仕留めにくい場面も出てくると思います。

とはいえ、足止めに高い価値があるゲームなので、
センサーを付けて睨んでいるだけでもそこそこの仕事にはなります。
味方にも利益がありますからね。

ひとつ、普通のシューターと異なる点として、
下に見える敵への攻撃が弱いことが挙げられると思います。
途中で破裂してしまうために、全く届かなくなるんですよね。
せっかくセンサーで見えているのに……

普通のシューターでもダメージは落ちるのですが、
数を当てれば倒せることと比べれば、
飛び込んで行かないといけないブラスターは若干不利かもしれません。

ま、飛び込むなら飛び込むで、バリアがあるからなんとでもなるのですが。
連射が遅くて塗りにくそうなホットブラスターカスタムですが、
1発の塗り幅がかなり太いので、思ったよりゲージは溜まりますね。
やみくもに突っ込むのは危険ですが、小回りの効く味方と一緒なら
殲滅能力は高いと思いますよ。

そうそう、ギアとしては、試しにつけていたイカニンジャと
すこぶる相性が良いと思われます。
接近戦主体ならどんなブキにでも合うのでしょうが、
至近距離からの一撃必殺ができるローラーやブラスターにこそ
ぴったりなんだと、勝手に納得してます。

ただ、マーキングガードも捨てがたいなあ……
筆者は、ブキにかかわらずガチマッチに行くときは
だいたいマーキングガードをつけて臨んでいます。
正面からの戦闘に自信のない心の表れなのかもしれませんが……

というところで、ホットブラスター系でした。
敵に回すと、攻撃範囲を読み切れずに
爆風に巻き込まれてやられまくってましたが、
自分で使ってみると相手もかかってくれるので、
やはり間合いが読みにくいんだなっと。

なんというか、強いことはわかったんですが、
ホットブラスター系を使ってからナワバリバトルでは連勝しまくって、
対処法がさっぱりつかめなくなってしまいました。
連射の隙を突くとか、あるんでしょうけど、
なんか、倒せちゃうのでね、困った……