「困る」から始まる

「困る」ことが、何かのきっかけになることがあります。
道に迷ったとか、何かが足りなくなったとか、
することがないとか、風邪を引いてしまったとか。


そんなとき、一人で悩んで一人で解決する、
それはそれでありだと思いますが、
一人で解決できることだとしても、
他の誰かに相談してみる、
特に、見知らぬ人に相談してみる、
それは別の人と出会えるチャンスなのかも知れません。


チャンスはチャンスでしかないので、
全部が全部「当たり」だというのは思い上がりですよね。
何度も何度も繰り返して、運が良ければ良い出会いがある。


だから、ちょっと困るたびに誰かに声を掛けてみる。
簡単そうなことでも、気軽に訊ねてみる。
嫌がる人もあるかもしれないけれど、
その時はその時で、運が悪かっただけなのです。
みんながみんな、そうではないです。


もし、あまり困らないというのであれば、
「困る」ためにはどうすればいいのでしょう。
ちょっと、難しいことをしてみてはどうでしょうか。


「なんか むつかしいことを かんがえよう。 これからの ぼくは」


難しいことを、その難しさを、みんなで共有しよう。
何が難しいか、何に困っているのか、みんなで考えてみよう。
知らないうちに、その「困る」の輪は広がっていく、
最近のぼくは、そう思っています。