パリティリバーシ

リバーシパリティを乗せるとどうなるか。
リバーシパリティは親和性が高い気がするんですけどね。


リバーシと言うのは、オセロのことですね*1
白と黒の石をひっくり返しあう陣取りゲーム*2です。
簡単なのに奥が深いゲームとして有名ですよね。


パリティと言うのは、偶奇です。
ある数を偶数と奇数とに分けることで
数の性質を調べたりするのに使ったりします。


リバーシパリティを使った簡単なマジックなんてのもあります。
石を白黒バラバラにおいておき、
マジシャンに見えないようしながら、
「はい」というかけ声とともにいくつかの石をひっくり返して、
最後にどれか1つの石を手で覆って隠します。
その後マジシャンが向き直り、
隠された石が白か黒かを当てるというものです。


トリックとしては、はじめの白石が偶数か奇数かを調べ、
「はい」の声とともに偶数と奇数が変わることを利用し、
見えている白石の数の偶奇が一致しているかどうかで当てるんですね。
これは、パリティリバーシを乗せたと言う感じです。


本題は、リバーシパリティを乗せるとどうなるか、です。
そこで、こんなゲームを考えてみました。
以下がそのルールです。


リバーシ盤上で2人のプレーヤーが交互に石を置く
・2人のプレーヤーには「偶」と「奇」を割り当てる
・置く石の色は、白黒どちらでも良い
・石を置く場所は、どこでも良い
・同じ色の石が隣り合う部分を「領域」と呼ぶ
・領域を構成する石の数が
  偶数ならば、その数だけ「偶」の得点
  奇数ならば、その数だけ「奇」の得点
・全ての石を置き終えた時点で得点の多いほうが勝ち


例えば、こんな局面で終わったとするならば、

奇数領域が全部で28マス分、
偶数領域が全部で36マス分ですんで、
「偶」プレイヤーが勝利というわけです。


まだまだ構想段階で、
先手後手や偶数奇数でどっちが有利だとか、
置き方の制限がなさ過ぎて破綻しないかとか、
不安要素はいろいろとありますが、
面白そうな気もします。
もう少し、捏ねてみますかな。

*1:オセロは商標らしいです。だからリバーシと呼んでいたりするのです。

*2:だよね?