ドラクエ6 売買・実・転職制約 #27

カルバン・ジャンポルテ邸宅でのベストドレッサーコンテスト。
まさか、こんなところで苦労するとは思わなかった。


売買禁止、即ち、良い装備を買えない。
実や草禁止、即ち、「うつくしそう」を使えない。
転職禁止、即ち、踊り子などにもなれない。
……見事に制約されきってます。


さあてどうしたものか。
地上は探索可能範囲を網羅したつもりですし、
海底も、ここへたどり着くまでにさんざん潜りました。


簡単に思いつく方法としては、
一つはレベルを上げてステータスを底上げする。
ですが、最近のレベルアップではかっこよさが2上がり、
しかし200まで上げるとしても8レベルほど上げねばならず、
かつメタル狩り禁止では やってられません。


もう一つは、敵が落とすアイテムに期待する。
とは言うものの、果たして落としたアイテムが有用かもわからず、
とにかく確率が低いのが難点です。
「モンスター図鑑」によると、「オクトセントリー」が
「プラチナシールド」を持っているということがわかり、
何度か挑戦したのですが、結果は
「グレートペリカン」が「カルベロビュート」を落としただけ。
そもそも「プラチナシールド」は伝説の盾よりかっこいいのか?
地道なことが嫌いな筆者はここで断念。


さあてさてさてどうしたものか。
次に思いついたのは、いや、思い出したのは、
海底の不気味な宝物庫。
キラーマジンガ」に こてんぱんにやられた場所です。
あんなに強いやつが守っているのだから、
かっこいいアイテムに違いあるまい。


モンストルの東で海底に沈み、
重苦しい雰囲気の建物に入ります。
前回は右に行ったから、今回は左に行ってみよう。
その判断は、まあまあ正しかった、のかもしれない。


右が「キラーマジンガ」2体なのに対して、
左は「キラーマジンガ」と「ガーディアン」でした。
「ガーディアン」は2回攻撃せず、攻撃力も控えめ*1
これなら勝てるかも。
実際、「ガーディアン」は なんとか倒すことができました。
ただ、「キラーマジンガ」の強さは半端ないです。
グラコスのやり」によるスカラ効果を重ね掛けしても、
ベホイミで回復しきれない量のダメージ。

スクルトしか掛かってないハッサンとミレーユは、
一撃で100近く持っていかれてしまい、結局全滅。
やっぱり、強いなあ。


片方を倒せているから、勝機がない訳ではない。
そう思い、再びチャレンジ。
……が、ミレーユのスクルトかけそびれと、
ハッサンのせいけんづきミスと、
「ガーディアン」の「ベホマスライム」召還と、
痛恨の一撃による主人公タークの戦闘離脱によって、
あっけなく全滅。
さっきの惜敗はなんだったんだ!
惨敗になっているじゃないか!


……この雰囲気、いつぞやのムドー戦を思い出させます。
なんだか倒せそうな気がするんだけど、
運が良ければ倒せそうなんだけど、というムード*2
こうなったら、運が味方してくれるまで戦ってやる!


その決意から3度の全滅を期し、
銀行のないモンストルの不便さを嘆きながら迎えた6度目の挑戦。
この戦いに勝つには、先手を取って守備力を上げること、
ハッサンがミスせず「ガーディアン」を仕留めること、
ベホマスライム」が呼ばれないこと、
攻撃がタークに集中し、ミレーユがタークを回復し続けること、
これらが揃うことが必要です。
はっきりいって、全部運です。
6度目の挑戦では、これが全部叶った……訳でもないのでした。


6度目の挑戦。
先手を取ったのはミレーユ。
味方にスクルトをかけて、幸先のいいスタート。
次は「キラーマジンガ」の攻撃。2発ともタークに命中。
タークは「グラコスのやり」で守備力アップ。
「ガーディアン」がタークに追撃。タークがややピンチに。
そしてハッサンのせいけんづきは……外れた!
今回もだめか……


ミレーユのベホイミに賭けて、タークは再び守備力アップ。
直後にベホイミを掛けてくれました。
キラーマジンガ」の攻撃はタークとハッサンに一回ずつ。
「ガーディアン」は……ベホマスライム」を呼んじゃいました。
すかさずせいけんづきで倒したので、とりあえず安心します。


次の先制攻撃は「キラーマジンガ
なぜかタークばかり狙ってくれるのでラッキーです。
タークはライデインで攻撃開始。
ミレーユは引き続きベホイミをかけます。
「ガーディアン」の攻撃はタークにとってはもう痛くない。
そして、今度のせいけんづきは、見事に命中。


タークは「ゲントのつえ」による回復ができるので、
それで体勢を立て直します。
ミレーユはハッサンにベホイミを掛けてました。
が、その後、今度はハッサンに集中攻撃。
瀕死になりかけたハッサンでしたが、
なんと「ちからのたて」で自ら回復してくれました。

ガンガンいこうぜ」でも、ちゃんと使ってくれるんですね。
ということは、一応全員ベホイミ級の回復はできるんだね。


ミレーユに攻撃がいかないことを祈りつつ、
早く「ガーディアン」を倒さないと、と焦り始めた頃、
ようやくハッサンが「ガーディアン」を倒してくれました。
でも油断は禁物。
タークを狙っている限りは負けないでしょうけど、
ミレーユとハッサンは いつやられてもおかしくないのです。


祈りもむなしく、タークを回復していたミレーユを
ドラゴンぎりが襲います。
ここで回復役を失ってしまいました。
タークのHPは半分ほど。ハッサンはまだまだ元気。
優先すべきは、自分を回復することですね。


タークの装備は「やいばのよろい」なので、
強力な敵の攻撃に、少なからず反撃できるのです。
だから、回復が攻撃にもなるという面白い状況なのです。
問題は、敵の攻撃力が回復量を上回ることで、
タークがやられれば、もうおしまいです。


タークはもう瀕死状態。
何度目かわからないハッサンのせいけんづきでも、まだ倒せず。
次のターン、なんとか先手を取って回復し、
直後に「キラーマジンガ」の2連続攻撃。
残るHPは3。
うわ、今回もやっぱりだめか、と思ったそのときでした。


跳ね返ったダメージで、「キラーマジンガ」撃沈。
なんなんだ、この締まらない終わり方は。


ミレーユさんは経験値を獲得できず、
またも差が開いてしまいましたが、
今の興味はそんなことではない。
守り主のいなくなった宝箱の中身は……


小さなメダル
……使わないよ!
「ふうじんのたて」
……かっこよくないじゃん!!


かくして、壮絶な死闘は解決になんら関係なかったのでした。
この死闘を経験して、
キラーマジンガ」2体に勝てるとは微塵も思いません。
勝てたとしても、それが望むものかどうかもわかりません。
さようなら。二度と来ません。


……さて。
もうね、こんなつまらないところで行き詰まるのは嫌です。
ボスが倒せないのなら、工夫のしがいがあるものですが、
かっこいい装備が見つからないのをどう解決すればいいんだっての。
ということですので、制約をちょっとばかし捩じ曲げます。


メダル王のご褒美、戦闘では使用禁止」
初めてメダル王を訪れたときは、
装備に不自由していなかったので、受け取り禁止を宣言しました。
今も、戦闘の面で苦しいのは今回ぐらいなもので、
まだまだ大丈夫といったところです。
が、ここで貰える宝は、どう考えてもかっこよさそう。
レンタルして返却できれば一番なのですが、
返品は承ってないそうなので、袋に封印することにします。


というわけで。
・てんばつのつえ
・ちからのルビー
・プラチナソード
きせきのつるぎ
ときのすな
しんぴのよろい
これらをコンテストにのみ使って、以後は袋に封印します。


コンテストの詳細は、書かなくていいですよね。
ランク2は238点で、ランク3は245点で優勝しました。
やっと、「きれいなじゅうたん」を手に入れたぞ!


カルベローナに持ち帰り、カルベ老人に話します。
カルベ老人、やにわにベッドの上に立って喝を入れ、
絨毯を軽くしてしまいました。
なかなか面白い手品ですね。


と、今回はここで一休憩です。
カルベ老夫婦宅に居候させてもらいます。

あ、しまった。
コンテストで使った装備を撮り損ねたなあ。
といっても、さっき列挙したものと、
「デセオのパス」とかを装備したくらいですか。


ふう。
これでようやく、行けそうで行けなかったあの場所へ行ける!
まったく、つまらないところで時間を食ってしまったなあ。
メダル王さまさまです。ありがとうございます。

*1:控えめといっても、3発殴られれば死にそうなパワーですが。

*2:ダジャレじゃないからね。