冬に、なる。
今日はハロウィーンでした。
とくにこれといってハロウィーン的行事はしませんでしたが、
いやしかし、楽しかったなあ。
10月。
ぼくにとっては、一年の中で最も思い入れのある月であり、
そしてこの10月は、一生で一番の10月になるかもしれない。
あるいはそれが塗り替えられれば、それもまた良しですが、
簡単に敗れることのない、不動の思い出となるでしょう。
さて、明日から11月。
11月は別名「霜月」と言いまして、
ぼくには、この時が冬の始まりに思えるのです。
まだ秋だと言われるかもしれませんけど、
秋は何事もなかったかのように、ふっと去ってしまう奴です。
秋が退いたとき、そこにいるのは冬に他ならないのです。
冬は寒い。
厳しい。
苦難の象徴ともされる季節です。
でもぼくは、そんな冬を秋と同じように好んでいます。
もしかすると、睡眠好きが影響しているのかもしれません。
「ほかほか」という、なんとも言えぬ響きの言葉が
ぴったりと当てはまる季節は、実は冬だと思のです。
布団に包まる。
肉まんを食べる。
みんなで寄り添い合う。
これを冬以外にできますか?
雪の降る地域では、
冬は最も変化に富んだ季節であると言えます。
木の葉も道も消えてしまい、一面の銀世界に。
疎ましく思う人もいるとは思いますが、
ぼくは、自然の大きな変化が大好きなんです。
まだ間はあるでしょうが、
その変化は、この頃から始まるんじゃないでしょうか。
霜月。
今年も冬がやってくるんだ。
素直に喜べないことが心苦しいですが、
ひっそりと冬の歓迎会を開いておきたいと思います。