ドラクエ6 売買・実・転職制約 #17

「空飛ぶベッド」で散空していた御一行は、
かねてより噂に聞いていた、アモールの南の井戸へと向かいます。
あまりにも行動範囲が広がっていくので
行くべき場所がわからなくなってくるのですが、
御親切にもフィールドに看板があるのは手抜かりないですね。


浅瀬を越えて辿り着いたその井戸は、
おなじみ、井戸in井戸でした。
おまけに家もついています。*1
予想に違わず現れた「いどまねき」を一捻りし、
さあ、井戸に飛び込もう!


次なる目的地は「フォーン城」だそうです。
「すいもんのかぎ」が貰えるかもしれないらしい。
なんて考えていると、その道中に
キメラ……じゃなくて、「キメイラ」が登場。
ドラクエ6では「キメイラ」なんですね。
グラフィックも少し違う感じです。
それでも、落とすものは「キメラのつばさ
親戚か何かなんでしょうかねえ。


強くなってゆく敵に苦労しながらフォーン城に到着。
宿屋、宿屋と……
あれ? 宿屋がない? なんてこったい。
軽く驚愕しながらも、まあ王様に会いに行きますか。


王様は地下にいるとのこと。
その地下には、「カガミ姫」というのがおわすとのこと。
よくわからないながらも地下へ行ってみると、
入っちゃダメと言われました。
と、良いタイミングで王様が出ていらっしゃったので、
間髪入れずにお目通りを願います。
すると、上で話そうと言われるので、王の間へ逆戻り。


再び見える王様に、いろいろと事情を説明します。
フォーン王は「ラーの鏡」を探しているらしい。
ありますよっと差し出すと、王様は驚きの表情を浮かべ、
地下について来いと言います。
またまた地下へ、連行されてしまいます。


さっきは通してもらえなかった部屋に足を踏み入れると、
目の前には大きな鏡が。
その鏡の中に、麗しき姫君の姿が見えます。
早速「ラーの鏡」をかざすように命じる王。
勅命に従い、ふくろから取り出した鏡を掲げると……
姫の背後に魔物の姿が!
回復してないよ、どうしよう、というのは杞憂で、
何かを感付いた王はそそくさと上に戻りました。
……何回往復すりゃいいんだよっ!


愚痴ついでにもう一つ文句を言うと、
何故「ちいさなメダル」ばかりが隠してあって、
装備品の一つもタンスに入ってないのか。
いつもなら跳んで喜ぶものですが、
メダル王からのご褒美禁止」制約により、
ちいさなメダル」には名の通りの価値しかないのです。
みかわしのふく」とかが欲しいよう。


ぶつぶつ言いながら三度目の謁見。
今度は古くから伝わる物語を聞かされ、
そこに登場するミラルゴ」なる悪者を倒せと、
頼まれたというか命ぜられたというか。
といっても引き受けない理由もないので、
キーアクションを教わった一行は魔道士の塔へと向かいます。


砂漠にそびえ立つ名もなき塔。
「動く島」を手に入れた時から存在を知っていたので、
ルーラで直行、呪文を唱えて侵入。
これは迷いそうな構造だ、と思ったのはほんの序盤だけで、
敵にさえ気を付ければ、あっさりと屋上の家を発見。
お邪魔しましょう、邪魔ものの元へ。


鏡の前にいる後ろ姿に背後から声をかけると、
虚を突かれたその魔物は、言い訳じみたことを言い出しました。
姫の名前が「イリカ」であることを教えてくれた魔道士は、
姫を自分のものにすべく、戦いを挑んできました。
望むところだ!


どう見ても魔道士タイプの「ミラルゴ」さん。
外見に違わず、メラミを繰り出してきます。
2回行動はしないようなので、まずは一安心。
強制睡眠があると嫌だなと思いましたが、取越苦労でした。


ですが、そんなに甘い敵でもなさそうです。
頻繁に「ランプのまじん」を呼び出すので、
ハッサンがそっちに気を取られてしまいます。
さらに、時たま放たれるベギラゴンは、
味方3人に70ポイント程度の大ダメージをもたらします。


予めミレーユから預かっておいた「ゲントのつえ」を揮い、
ミレーユと主人公タークは回復優先。
余裕ができたら「ほのおのツメ」でハッサンを援護。
このパターンで戦闘は進むのですが、
「ランプのまじん」の体力が高いために、
なかなか「ミラルゴ」のほうに手が回りません。

命令禁止なので本体優先撃破を告げることもできず、
ひたすらお供をこなしていくハッサンです。


タークだけでも「ミラルゴ」を優先して攻撃するのですが、
与えられるダメージはハッサンの半分。
それに「ランプのまじん」の一撃もなかなか痛いので、
時折「やいばのブーメラン」を織り交ぜながら、
地道に地道に体力を削ってゆきます。


そんな感じで回復をミレーユに任せ切ってしまうと、
今度はミレーユのMP切れの心配が。
攻撃には「いかずちのつえ」を使ってくれるのですが、
本体にダメージが通らない状態でのベホイミ連打は辛い。
戦闘前に100近くに温存していたMPは、底を付きました。


このところ、完全なMP切れはなかったので、
ため込んでいた「まほうのせいすい」をガンガン使います。
ところが、その回復量は一回につき10ポイント程度。
ベホイミ2回分しかないじゃないか!
それでもベホイミの有無は死活問題なので、
ミレーユさんに「まほうのせいすい」を注ぎ込みます。


そんなことをやっていると、
隙を突かれて一時ミレーユのHPが10前後に。
かなりヒヤッとしたものの、ダブルベホイミにより立て直し、
何とか態勢を整えて、反撃を開始します。


仲間を呼んだ場合は、ミレーユのMPが温存できる代わりに
ハッサンがお供に気を取られ、
攻撃してきた場合にはその逆となり、
厳しい戦いを強いらされてきました。
それでも明けない夜はない。
またミレーユのMPが切れかけてきたかというところで、
ようやく撃破!
ふー、結構しぶとい敵でした。


特にお駄賃も得られず、
帰っても鍵をもらえるだけだし、
釣り合わない仕事だなとふてくされつつ、
物語の悪役が消えたことを報告に向かいます。
それを聞いた王は、例によって地下へ赴き、
そこで不思議な呪文を唱え……


ハッピーエンドが書き加えられた物語を祝福しつつ、
今回はここで一休憩しましょう。

フォーン王とイリカ姫*2との記念撮影です。
大臣が邪魔ですが、お祝いムードなので許しますか。


今回はいつもより達成感がありましたね。
冒頭にするべきことを知り、
ボスという形の試練を乗り越え、
そして一つの物語が終結するという、
理想形のような冒険記でした。


いつもこうだと嬉しいんですけどね。
前回は崖を上るだけだったし、
その前はボスが強すぎて回をまたいでしまったし、
そのまた前回は……あれ?
そうか、物語が落着したのに進みすぎているケースがあるんだ。
移動手段を獲得したあとは、行けるところを踏破しようと
ついついやりすぎちゃってたんですね。
反省点として、次回に活かそう。

*1:井戸がおまけかな?

*2:イリカ妃になるのかな?