時のオカリナとトワイライトプリンセス

ゼルダの伝説 時のオカリナ3D
表をパーフェクトクリアしたぞ〜!
いえーい!

ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D - 3DS

ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D - 3DS

時のオカリナ」は64時代以来、自分ではプレイしてなかったんで、
ダンジョンの構造や敵の行動パターンはすっかり忘れてました。
しかし、あの当時真剣に探し回ったであろう隠し要素の数々は
鮮明に覚えてましたねえ。
一切攻略情報を見ずに完全クリアしたことがその証拠です。
……「沈むルアー」だけはすっかり忘れてましたが。*1


さて、「時のオカリナ」は名作中の名作ですから、
レビューの必要もないでしょう。
ところが、その直前に「トワイライトプリンセス」を遊んでいたので、
当時とは違う感想がいくつか浮かんできました。
ぽつぽつと挙げてみたいと思います。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス - Wii

先ず、とっても基本的なことなんですが、
トワイライトプリンセス」はZボタンで注目と盾を両方使えるんですね。
その感覚で「時のオカリナ」をやってしまったので、
敵の初撃を毎回喰らってしまいました。
Lが注目、Rで盾なんですよね。
このゲームは盾の反射が重要になってくるので仕方がないですが、
ぼくは「トワイライトプリンセス」のシステムのほうが好きですね。


しかし、「ダイゴロン刀」なる武器のおかげで、
実は盾を構える必要がそんなになかったのでした。*2
デクの実で怯ませられる敵も多いですし、
敵の行動にかなりの隙があるので、
その点は、さすが自由度の「時のオカリナ」ですね。


時のオカリナ」の最も評価されている点は、自由度だと思います。
コキリの森から出れば、ハイラル城を訪れる前に
ゲルドの谷でハートのかけらが2つも手に入ってしまう。
大人時代の神殿攻略では、クリア順が何通りもありますし、
その気になれば「まことのメガネ」なしでもクリアできますよね。*3
なくても良いアイテムが豊富にあるのが、これまた魅力です。


ぼく個人としての感覚ですが、ハイラル平原の広さが
トワイライトプリンセス」より「時のオカリナ」のほうが広く感じます。
もちろん実際には「時のオカリナ」のほうが窮屈なのですが、
何故なんでしょうかね?
ポウやスタルチュラを探し回った記憶がそうさせるんでしょうかね。


しかし、グラフィックの差は歴然ですが、演出は劣りませんねぇ。
特にボス戦に関しては、「トワイライトプリンセス」を見た後でも
強く印象に残りますよね。
ボンゴボンゴなんかは最高ですよ。
そして、久々にエンディングに感動しました。
グラフィックなんて関係ない、そのことの証明になりますね。


最後にですが、
このゲームの「怖さ」は半端じゃないです。
思い出したくもない「井戸の底」の怖さ。
裏を遊ぶなら もう一度通る必要があるのでしょうね……
トワイライトプリンセス」にも怖そうな場所はあったんですが、
そんなのは比じゃないと、ぼくは思います。
美しさや優しさ、怖さに不思議さ、力強さと弱弱しさ。
こうしたいろんな表現力が、「時のオカリナ」を一段と輝かせているのでしょう。


トワイライトプリンセス」は ぼくの好きなゲームの一つです。
ただ時のオカリナ」は それ以上に心に残るゲームだと言えます。
凄いなあ、と感心するばかりです。
さ、次は「スカイウォードソード」ですね。
果たして、ぼくの心を貫くゲームとなるのでしょうか?
わくわく。

*1:存在は分かっていたのになあ……

*2:ダイゴロン刀の爽快感は素晴らしいですよね

*3:ダンジョン構成と砂漠のルートを完璧に覚えられれば