赤青色分け作戦

5月になりました。
密かに実行していた作戦、「色分け作戦」の開始から
一ヶ月が経ちました。
……別に密かでもないけどね。


ぼくの記事って、可読性が低いんですよね、たぶん。
画像もないし、色もないし、漢字だらけだし。
昔書いた記事を読みなおしたときに、そう思ったのです。


その当時は、特に気にしなかったんですけどね、
自分で読んでも分かりにくい記事があって、
しかも、結構な長文だったりするんですよ。
誰がこんな読みにくい記事を書くんだ、なんて憤慨したんです。
……ごめんなさい、全てはぼくの責任です。


そこで、記事を読み易くするための第一段階として、
色分けを始めることにしました。


ところが、いざ色分けしてみようと思うと、
どういう時に色分けすればいいのか、意外とわからないものです。
そんなわけで、一ヶ月間練習してみたのでした。
では、その成果をまとめましょう。


赤色:
良いこと、嬉しかったこと、わくわくすることに使う。



青色:
良くないこと、欠点・問題点、落ち込むことに使う。



一か月間試してみて、しっくりきたのはこの分け方でした。
色分けするだけで、読み易い気がする、ということも実感しました。


さて、一応、軽く色分けについて調べてみたのですが、
例えば、景気の数値などを見ると、
日本では上昇が赤下降が緑であることが多いようです。
活発なイメージの赤と、リラックスしたイメージの緑と、
そんな解釈だと ぼくは考えます。


ところが欧米では、上昇は青下降は赤であるようです。
これは、青の安全なイメージ赤の危険なイメージ
連想するという見方が有力そうです。
交通信号でも、青は許可赤は禁止ですから、理に適ってます。
さらには、赤の危険なイメージは日本でも使われますから、
日本でも赤を下降とする場面は多々あるみたいです。


しかしそうすると、困りました。
結局、色彩心理ってのはあてにならないんですかね。
いくつかのサイトを並べてみると、相反する内容もありました。
万人が納得する色の分け方はないのかもしれません。


それでも理由付けしたがるのが理系というもので、
何とか筋の通ってそうな理由を見つけましたよ。
ぼくの好きな分野、「配色」から見れば良かったんです。
灯台下暗しでした。


赤というのは「暖色」、つまり温度の「高い」色なんです。
逆に、青は「寒色」、温度の「低い」色です。
そうすればあとは簡単。
高い赤が上昇で、低い青が下降です。
すっきりしました!……と言いたいんだけど。


……非常に微妙な問題なのですが、
「青は本当に温度が低いのか?」という文を発見したのです。
確かに、青い炎は赤い炎より高温です。
これでは論理が崩れてしまう……


……と悩んでいたところに一筋の光が。
完璧な説明方法がありました!!
」です!!


虹は上から、(せきとうおうりょくせいらんし)です。
これなら誰が見ても赤が上昇青が下降と納得するでしょう!
さあ、どっからでも反論してみろい!
……や、どっかからは突っ込まれそうな気はしますが。


そんなわけで、感覚を何とか理性で押さえつけました。
根拠十分な理由で、ぼくも一安心です。
もう一度、まとめておきましょう。


赤色:
良いこと、嬉しかったこと、わくわくすることに使う。
虹では赤が一番上だから、上昇の意味である。



青色:
良くないこと、欠点・問題点、落ち込むことに使う。
虹では青が下の方にあるから、下降の意味である。



これからはこの法則に従って、
バンバン色分けしたいと思います。
さ、可読性向上策第二段階は何にしようかな。
……絵か。
絵は描けないんだよな……