逃げ続ける2月。

やっぱ立体感あるよなあ。
みんな言ってるけど、「奥行」ですよ。
そこに「ある」んですよ。
それをメガネなしで味わえる感動。
こんなこと、口に出しては言えませんね。


そしてなんといっても、ARカードが楽しいね。
よくあるARは、「元の画像に貼っつけてます」という感じですが、
これは、単にキャラクタを重ねてるようには見えませんよね。
何もないはずなのにある、よりも、
何かあるはずなのにない、ってのが面白いです。
口では言えませんよ、絶対。


3D写真も、メガネなしだからこその感動ですよね。
お菓子なんかのおまけであった、横から見ると絵が変わるカード、
レンチキュラって言うみたいですけど、
あれで作った3D写真とは比にもなりませんね。
流石は電子機器の精巧さ、と言ったところですか。
写真の表情も随分変わりますね。
なんていうんだろう、2次元画像では潰れてしまう、
「隙間」が「隙間」として存在しているんですよね。
でも、口では表現できませんねえ。


はじめだけだとは思いますけど、
すれ違いのランプとか、3Dボリュームとか、
いろいろと増えたインターフェイスが、いい意味で気になります。
この場面、2次元ならどうなんだろう、と試してみて、
あ、やっぱり2次元だな、とかね。
大して用もないのに、なんとなく遠出してみて、
ことあるごとに覗いてみたりとかね。
新しい機械って、本当にワクワクしますよね。
口が裂けても言えませんけどね。


時のオカリナ3D」とか「パイロットウイングス」とか、
発売が待ち遠しいです。
ああ、この感動を、
たくさんの人に伝えたいなあ……


……なんてことを、
口に出して言いたい!!
何故なら、ぼくは……
まだ3DSを持ってない!!
それどころか、
見たことも、触ったこともない!!
……くやしいよぉーっ!


E3、いや、その前のニュースリリースの頃から知っていて、
今日まで熱狂的に注目し続けてきて、
だのに、度重なるバッドタイミングのおかげで、
体験会から発売日に至るまで、
実物の3DSを一度たりとも見たことがないのです。


任天堂ファンとして、何たる不覚!
勿論、予約も取り逃してますし、かといって、
悪意の溢れてそうなネット世界に縋るのもポリシーに反します。
とりあえず、ゼルダ辺りが出る頃には収束すると予想して、
ちょっとの辛抱を決め込もう。
……逆に爆発する予感もかなりありますけど。


はじめて3DSに出会える3月吉日までは、
これまでに培った3D映像に関する情報群と、
信頼できそうなレビューを基に、
冒頭のような妄想を、とにかく膨らませることでしょう。
あまり期待するとよくないでしょうけども。


とりあえず、本体だけでも見たいよね。
どこか、試遊台が置いてあるお店に行く暇はないものか。
……うーん、厳しい!
結局、3DSにも逃げられた2月となりましたとさ。