ある金曜日の独り言。×編

恐らく伝える側は、
こう表現すれば伝わるに違いないと考える。
その事柄を理解できなかった過去の経験を基に、
この表現なら理解できるだろうと考える。
頼まれもしないのに、咀嚼して伝える。


一方、理解の早い学び手は、
何故、もっと一般的に、抽象的に説明できないのかと
もどかしさを感じる。
咀嚼はこちらがするべきなんだと考える。


例えばそれは、クロス積。
手に対応付けるのか、
行列式で表現するのか、
外積から降りてくるのか。


易しすぎることも難しすぎることも、
可能性を潰してしまう原因なんだよな。