ある金曜日の独り言。難問編
気付けば、何だそんな簡単なことか、と驚く。
その「気付けば」が、いつになってもやってこない。
そんな難問。
解き方は分かる。定石も知っている。
しかし、進めども進めども進んだ気が一向にしない。
そんな難問。
質問の意味はすぐ分かるが、もう記憶は果ての果て。
「今何問目?」
そんな難問。
人により、場合により、感じ方は様々。
その全てが理解を得るにはどうすれば。
そんな難問。
難問って、イコール良い問題と捉えがちですけど、
全ての良問が難問じゃないし、全ての難問が良問じゃないですよね。
時には易しい問題を出してみるといいのかもしれない。
それは、解かせるためでなく、
解くためでないといけないが。
それは、問題を潰すためでなく、
引き出すためでないといけないが。
そんな難問。