運を研け

カレンダーも捲らず、テレビも点けず、
ただ、月曜日の次は火曜日、火曜日の次は水曜日と暮らして居りましたら、
なんとびっくり、祝日の存在を忘れるところでした。
全くはてなのおかげです。
でなければ、一人寂しく元来た道を戻ることになっていたでしょう。
ありがたや、ありがたや。


だもんで、
今日はぼくにとって、カレンダーにない日です。
天が一日余分に下さった訳です。
うれしいなあ、もう。


ということで、ポケモンについてじっくり研究しておりました。
ポケモンは奥が深すぎて、どれだけ時間があっても足りません。
しかし……疲れました。
やはり、どう足掻いても知識量の差が大きすぎます。
勿論、経験量も。
越えられない壁だなあと、悔しさ通り越して感動してしまいました。


それでも勝てるかもしれないのが、ポケモンなんですよね。
何故なら、このゲームの大部分に小さからぬ運が関わっているからです。
そのおかげで、このゲームに必勝パターンなるものは無いはずなのです。


そこで、捻くれ者の筆者は考えました。
もし運要素を最大限に活用できるならば、必勝パターンは存在するのか。


つまり、このゲームには命中率というものがありますが、
全ての自分の攻撃は敵に当たり、命中率100未満の敵の攻撃は全て外れます。
また、追加効果や急所攻撃は、敵に有利にならない限り必ず発動します。
例外として、「こんじょう」や「いかりのつぼ」など。
「せんせいのツメ」や「ひかりのこな」、「きあいのハチマキ」も必ず発動。
この条件が揃っているとき、全てのポケモンを倒せるポケモンはいるのでしょうか。


全てのポケモンを知り尽くしているわけでもなく、詳しい数値も分からない為、
あくまでも予想ですが、書いてみましょう。


数値計算が要らず、最も簡単なのはぜったいれいどによる一撃必殺です。
問題点は、「がんじょう」、「きあいのタスキ」、先制技、ヌケニンですか。


ユキノオーを使えば、ゆきふらし→まもるにより
きあいのタスキ」とヌケニンはクリア出来そうです。が、
にほんばれ、あまごい持ちに注意ですね。
ヌケニンに天気を変えられると終わるので、いばるかどくどくが必要と。
ヌケニンがラムのみを持っていたとして、2回の攻撃に耐えられ……ますかね?


ほのおタイプのタスキはどうしましょうか。
命中100の最高威力は、ふんか、かえんほうしゃです。
「せんせいのツメ」だと、
先手ぜったいれいどをタスキで耐えて、かえんほうしゃで返りうちですよね。
まもるをしているうちに にほんばれされると、タスキが活きちゃいます。
読みの要素が入るということは必勝ではないので、「せんせいのツメ」は却下。


「ひかりのこな」を持たせると、
必中ほのお技は無くなりますが、はどうだんやあてみなげは耐えられるのでしょうか。


「おうじゃのしるし」とこおりのつぶてを組めば、
「がんじょう」を突破できるかもしれませんが、
「せいしんりょく」が怯まないし、ハッサムバレットパンチが怖いですね。


「きあいのハチマキ」なら、攻撃技ではやられません。
状態異常技は、バタフリーのどくどくに注意するぐらいでしょうか。
あと、カイリキーのどくどくもですが、守れば凌げるか。
バンギラスが危ないですが、あっちの方がちょっと早いのかな?
すなあらしをあられで被せられそうですね。


あれ?もしかして呆れてきました?
ぼくね、大分疲れてきました。
結構書いたつもりなのに、実際には添削が多いから少ないですね。
頭ばかり回していたもので、睡魔が襲って来まして。
それに、実戦には何の役にも立たないもんね。
やっぱり、適材適所で攻めないと無理ですかね。


でも、これがどんなポケモンにも証明できれば
このゲームが完全に運に支配されていると言えて、
誰を相手にまわしても勝機があると言えるんですよね。
個人的には、勝ち目のない戦いは嫌いなんですよ。
だから証明してみたいな、なんて思ったり。
もう疲れたのでやめますけど。


腕の磨き方は沢山あるけど、
運の研き方はないものかなあ?
いやいや、人事を尽くして天命を待つ、
研究するにこしたことはないですな。
ま、げーむにまじになっちゃってどうするの、ってとこですけどね〜。


追記:
「マジックカード」のピクシーにタスキを持たせてゆびをふってみても面白いかも。
前提が前提だから実戦に通用するわけがないけれど。