あめふりはづき

あめあめふれふれ かあさんが
じゃのめでおむかい うれしいなっと。


今の時代、なかなか蛇の目では迎えに来てくれませんよね。
近い家なら別ですが、しかし、合併や廃校なんかで
学区はどんどんと広がっているようですし。
時間的に、物理的に考えて、車が主流です。
でも逆に、蛇の目でトコトコ歩いて帰ることで
身の回りの些事を教え合う、時間の余裕が生まれるのですよね。
親にせよ学校にせよ、滅多矢鱈に効率化を図ることで
心は無味乾燥な機械と化してしまっているのではないでしょうか。
それは子供に限らず、社会全体として。


雨降りバス停にずぶ濡れお化けが居たら、
あなたは雨傘を差してあげるでしょうか?