ゲームサントラCDのジレンマ

ぶらぶらと、任天堂ホームページ内を探索していると、
思わぬものに出くわしてしまいました。


……「ピクミンワールド」??

ピクミン・ワールド 〜ピクミン オリジナル・サウンドトラック

ピクミン・ワールド 〜ピクミン オリジナル・サウンドトラック

ピクミン」のサウンドトラックでした。
うわぁ、欲しいっ!となって、
早速Amazonに赴き、白目むき。
新品、10000円弱……
2002年、もう7年も前のCDでした。
リンクも大人になりました。


中古なら安かったんですけどね、
軽度の潔癖でありまして。
かつ、新品でも日焼けの心配があるそうですから、
傷の無いものでないと許せないぼくは、涙を呑んで断念。
ああ、再版されないかなぁ。


しかし、しかしです。
ぼくの信条としては、
ゲーム音楽はゲームの中で聞くべきなのです。
ゲームの中だからこそ、生きる音楽なのです。
苦労して辿り着いたからこそ、映える音楽なのです。
いきなりラストボスの曲を聞いて、すごいと感じないこともないですが、
ゲーム中のそれとは全くの別物です。
ゲームに集中していて音楽が聞こえない、というのもあると思いますが、
それこそが、本来のゲーム音楽であると信じます。
ゲームは、音楽なくして成立しません。
かといって、出しゃばってもいけないのです。
ぼくは、そう信じます。


それでも、ちょっとした時にゲーム音楽を聞きたくなるぼくなのですが。
そのジレンマの解決策は、実はあるんです。
それは、ゲームで聞けないゲーム音楽を聞く、つまり
アレンジ等が施されたゲーム音楽を入手するのです。
これまで手に入れたCDを幾つか振り返ってみると、
例えば、「リズム天国全曲集」
リズム天国全曲集

リズム天国全曲集

殆どはゲームそのままですが、
歌詞付きの曲だけはオリジナルが収録されているのです。
クラブニンテンドー特典の、略称カービィUSDXでは、
最後に三曲、アレンジヴァージョンが入ってます。
特にボスバトルメドレーがお気に入りです。
「MOTHER」に関しては、全曲がアレンジですからね。
MOTHER

MOTHER

あれは凄い。
ほんとに凄い。
その点で、「ピクミンワールド」も、CMヴァージョンが入っていたりして
言い訳は、あるにはあるんです。
でもまあ、今回は諦めましょう。


ところで、この言い訳に当てはまらないCDが一つだけありまして。
スーパーマリオギャラクシー サウンドトラック」です。
これはもう、クラシックとして楽しむべきです。
さらにさらに、将来的にはもう一つありまして。
マリオ&ルイージRPG サウンドセレクション」です。
もう、言い訳の余地はありません。
参りました。


信条通りに生きていたって、つまらないだけさ、ということで。