絶対値に挟まれろ!

あ〜、やだやだ。
絶対値も分かんないなんてねぇ。
全く……あれ?
なんだか冷たい視線が注ぎこんでいるような……
もしかして、世界を敵に回したか?


先ず、絶対値の定義ぐらいは知ってて下さいよね。
数の大きさです。
最も単純な実数の場合では、符号を無くすと考えれば良いんです。
それだけです。
いや、本当に、それだけで十分です。
そこさえ押さえて頂ければ。


その上で、複素数に発展させると原点からの距離に、
ベクトル空間ではノルムとなり、スカラー量を表します。
まあ、こうなると実生活と殆ど関係なくなりますし、
無理して理解することもないと思いますけど。
ただ、この概念だと円の表現がとても簡単なので、
面白いと思うんですけどねぇ。
絶対値5とすれば、すぐさま半径5の円の出来上がりですから。


ということで、発展まで理解しろとは言いません。
とりあえず、実数の範囲だけで結構です。
これぐらいは、知ってておいてくださいな。
しかし、実数の範囲でも分からないというのは、
単に言葉の意味を忘れたとしか考えられないんですけど、
そうでもないんですかね?
常にプラスの世界ってことで、分かりやすい概念だと思うのですが。


さて、で、
こんな記事を書くことになったきっかけです。
ひと眠りしましたんで、大分収まりましたが、
先程まで、結構むしゃくしゃしておりました。
この絶対値の使い方についてなんですけどね。
4>a>-4てのがあったんですけどね、
これを4>|a|とかけるのは、少なくともぼくにとっちゃあ、常識ですよ。
ぼくぁ、大抵の人と同じく、短い式を好みます。
だのに、いちいち書きなおす必要はないでしょうよ。
自分のやり方を否定されたようで、気が立ってしまいました。
最近こんなことが多いんだよなぁ。
小学生じゃないんですから、ねぇ?


と、数学とあらば些細なことにまで拘るぼくは、
傍から見れば変人でしょうか?
ぼくは断じて、変人ではありません。
ただの、気違いです。