ホクサイ/ヒュー

ホクサイ

新年1発目は「ホクサイ」から!
初登場時はその名前に衝撃を受けた、
ローラー系の中でフデ系に分類されるブキです。


同じくフデ系のパブロと比べると、
射程と攻撃力が増し、
振りの速さや塗りこみ中の速度、インク効率が下がってます。
裏取り能力は健在で、攻撃性能も上がっているので、
積極的に不意打ちを狙っていきたいところでしょうか。


振りが遅くなっているのはデメリットではありますが、
連打が楽になるという見方もあります。
パブロ系はとにかく疲れますからね〜。
そっちに慣れている人は楽に感じるかもしれません。


横方向に広くインクを飛ばすために、
やられる側としては避けにくい印象があります。
増したと言っても射程は長くはないので、
下手に下がるよりも攻めきるのが強いです。


距離によって飛沫のあたりやすさが変わり、
ダメージ量も変わるので、試し打ちで要確認です。
距離を詰め気味の方が高ダメージをたたき出せますね。
戦いやすい間合いを見つけましょう。


なんとなくカーボンローラー系と同じように
待ち伏せからの奇襲が向いているように感じますね。
一撃で倒すことはできないのですが、十分な速さで倒せます。
素早い塗りこみ移動で拠点をめまぐるしく移して、
疑心暗鬼に陥らせるのも策略でしょうか。


サブのジャンプビーコンも、移動の速さと親和性が高いですね。
味方の行動範囲をどんどん広げることが大事です。
味方の進路を築きつつ、敵の侵攻を止めていく。
ホクサイを放っておくと、いつの間にか不利になるんですな。


しかし、そんなホクサイを止めようと向かってきたら、
ご存知ダイオウイカで返り討ち。
接近戦が強いとはいえ、先手を取られると厳しいですから、
倒される前にしっかり使って打開しましょう。
ホクサイ、ホント鬱陶しいんですよね……


そんなホクサイですが、案外逃げ足遅いです。
ローラー系の傾向で足元が塗りにくくて、
ホクサイでの塗りこみ移動はイカダッシュよりも遅いので、
届かない範囲からの攻撃がかなり辛い。
倒せない敵と判断したら、見つかる前に退散しましょう。


それと、塗りはどうしても弱く感じますね。
範囲は広いんですが塗りかぶりしやすく、インクも切れやすい。
どちらかというと敵を止めておく方が大事な気がしているので、
細かい塗りは味方を信じたいところでしょうかね。
スペシャルのためにも、ある程度は塗りたいですけどね〜。

ホクサイ・ヒュー

長らく別バージョンが追加されなかったホクサイでしたが、
なんと元日に登場しました「ホクサイ・ヒュー」です。
書き初め、してないな……


接近戦オンリーだったホクサイに対し、
遠距離攻撃手段が充実しているホクサイ・ヒュー。
サブのスプラッシュボムで牽制し、
スペシャルのスーパーショットで狙撃です。


スプラッシュボムのおかげで攻撃範囲が広がってるので
待ち伏せ・奇襲以外にも戦術が広がりますね。
退路を封じてメインで倒すお約束コンビネーションも。
ただし、メインもインクをよく使うのでインク管理注意です。


オリジナルよりも素直な戦い方がしやすく、
味方がいないとどうしようもない場面は減っています。
ボムで追い返したりもできるので。
しかし、壁塗りなどが苦手なのは変わらず、
有利なところを陣取った方がいいのはそのままかも。


障害物の利用がやや苦手でダイオウイカもなくなり、
あまりガンガン攻めるのが向かなくなっている印象です。
ビーコンによる復帰もなくなってしまっているので、
基本に立ち返って死なない立ち回りを心がけるべきですね。


その一方で、スプラッシュボムもスーパーショットも
見えない位置から一瞬で敵を倒せるブキなので、
相手の位置を予測して仕留めたり、
できなくてもプレッシャーを与えてみたりと
安全圏から圧力をかけていきたいです。


メインで幅広く素早く自陣を確保しつつ、
スプラッシュボムで敵を威圧し続ける。
安全になったらすぐさま敵陣をメインで塗り返し、
危なくなったら一目散に逃げる、と。


塗りを忘れないことで、スーパーショットも溜まります。
スプラッシュボムも敵陣に投げ込むとけっこう塗れるので、
リスクを冒して単身乗り込むよりはボムに頼るのがいいかなと、
スプラッシュボム依存症の筆者は語ります。
使えば使うほどに、万能だなあ。


フデ系でありながら遠くから攻撃できるのは、
ホクサイ・ヒューの最大の魅力。
クセがないこともないですが、
接近戦苦手な人には扱いよいブキだと感じましたね。



ホクサイ系は、いつの間にか忍び寄られてやられるので
敵に回したくないブキの一つです。
しかも、接近戦用と遠距離用のどちらも用意されていると。
やや取り回しは難しいものの、クセの強さが絶妙に感じて、
使い込むとこれまた楽しさのあるブキですね。