ボールドマーカー/ネオ

数々の異名を持つ「ボールドマーカー」は、
驚くべき射程の「短さ」を誇るシューター系ブキです。
その攻撃範囲は、なんとパブロの振り攻撃以下。
ここまでくると逆に素晴らしいです。

一方、連射速度は高く、かつ攻撃力もそこそこ高いので、
範囲にさえ入れば驚異の速さで敵を倒せます。
弾はわかばシューター同様に拡散するので
近づきさえすれば、まあ当たりますね。
近づくか、逃げるか、一瞬の判断でその命運が決まります。

拡散するから塗りは強いと思いたいのですが、
いかんせん射程がないので、てきぱき動かないと塗れないし、
うかつに前へ出られないから手持ち無沙汰になりやすいです。
サブがジャンプビーコン、スペシャルがメガホンレーザーと、
メイン頼りなのもあってトータルでは塗りにくいかも。

とにもかくにも自分の周囲は瞬く間に塗れるので、
攻めにも守りにも、まずは足元を確保です。
塗って飛び込んで潜伏、けっこう重要アクションです。

基本的には自分がやられる前に、いかに敵に3発撃ちこむか、
そういうゲームになりますね。
遠距離対策はメガホンレーザーのみで、命中率なんてないですから。
常にどうやって潜り込んで仕留めるかを考え続けなければなりません。

まあ、塗って飛び込んで潜伏なんですけど。
まっすぐに迫っては動きが読まれるだけなので、
塗って飛び込まないとか、ジグザグに動くとか、
敵を攪乱しながら回り込むとそこそこ回り込めます。
効かない人は、ある種ボールドマーカーの嗜みがある人かも。

あと、前回も書きましたけど、地形を使うのが非常に大事です。
段差に高低差、壁に高台、フル活用して迫っていきましょう。
塗れる壁、塗れない壁も事前に把握しておくと良いですね
わかばシューター系やプロモデラー系よりも高い火力を活用して、
奇襲からの超短期決戦でなぎ倒していきたいです。

ボールドマーカーの奇襲策はもうひとつあって、
ジャンプビーコンを軸にした神出鬼没な立ち回りが強いです。
見つからないように置いて味方を誘導するのが基本ですが、
あえてひらけた場所に置くのも面白いかもしれません。

ビーコンへのジャンプはスーパージャンプサインが出ないため、
ジャンプ中に壊された場合はそのまま奇襲に移行できますし、
敵陣に降りてしまっても足元はすぐに塗り直せます。
なんといっても機動性が高いので、荒らし回ると良いでしょう。

高い機動性はさらに高めたいもので、
イカダッシュやスーパージャンプ短縮あたりのギアが好きです。
特にイカダッシュは、潜伏からの突撃成功率が跳ね上がりますね。
お気に入りのマーキングガードを加えたこの3点セットが
いままさに装備中のギアですな〜。

さらに遠距離対策を捨ててきました、
近距離専門の「ボールドマーカーネオ」です。
あらゆるブキが長射程に見えてきます……

サブはポイントセンサー。
正面で見つかったら大体きついボールドマーカーネオにとって、
敵の居場所を探れるのはかなりの利点です。
機動性の高さを生かして回り込み、確実に仕留めていきましょう。
退く判断も、忘れずに。

ただし、ポイントセンサーの軌道は当然ですが見えますから、
こちらの位置も晒していることには要注意。
投げたらすぐに潜伏移動して、好機を窺いましょう。
釣られた敵が投げた位置に近づいて現れることもあるので、
センサーが当たってなくても有利になることもあります。

現在生きている敵の数を把握することは、
どんなブキでも意識するべきことなんですが、
短射程のブキだと特に重要です。
さらに、上の表示では生きていても、
復活してすぐは戦場にはいないことも頭に入れておきましょう。

敵が少ないか、全滅していると考えられる時間は
安全に戦場を自分の色で染め上げることができる時間です。
狙われると弱い短射程のブキは、この時間にモタモタしてしまうと
活躍の機会がほとんど失われることになるんですよね。

ポイントセンサーは塗りの力を持たないサブですから、
全滅時にポイントセンサーを投げることは損にしかなりません。
次の戦いに向けて足場の整備をしっかりしつつ、
焦って突っ込んできた相手を待ち伏せで仕留める、
そういった立ち回りが効果的だと思います。

スペシャルはダイオウイカで、長射程のブキに追われて
逃げ切れない時の切り札とするのがいいでしょう。
つい反撃を考えがちですが、距離がありすぎるときは
弾かれてまともに進めなくなるので、
敵陣を若干荒らしつつも安全な場所へ逃げ込みましょう。

また、ポイントセンサーで同時にたくさんの敵を捕まえたときは、
敵軍全滅を狙ってダイオウイカで強襲するのも有効です。
数が減れば、残った敵も味方との連携で仕留めやすいですから。
その意味では、味方が少ない時には我慢が必要かもですね。

遠距離攻撃もなく、遠距離移動手段もなくなったことで、
より状況判断が重要となったボールドマーカーネオ。
押され始めると巻き返しにくくなりますが、
ポイントセンサーで味方に危機を知らせつつ各個撃破で、
またメインでの攪乱もあわせて突破していきましょう。

とにかく射程が短すぎて、
間合いだなんだと考える前に接近したいボールドマーカー系、
ぼくとは相性悪いかなと思ってたんですが、
思ったより扱えてそうでびっくりしています。

やはり、火力と速度なんですね〜。
捉えさえすれば瞬時に撃破できてしまうのが爽快です！
ローラー系よりも動きやすいのもあって、逃げ切りやすく、
そうかと思えばすぐさま反撃に転じられる機動性。
とにかくイカダッシュつけまくって、戦場を混乱させましょう！