iBooksが辛い……

Mavericksにて標準装備された「iBooks」のMac版。
PDF管理がiTunesから切り離せる! 嬉しい! と思っていたのですが……


現状のiBooksは、PDF管理としての機能はものすごく低いです。
iTunesの一部だった頃は、
ミュージックと同じように著者名やカテゴリを自分好みに設定できましたが、
どうやらそれが一筋縄ではいかないようです。
というか、iTunes時代に設定した項目がことごとく消えてしまった……
登録時刻とは別に、作成年度とかでグループ分けしていたんだけどなー。


今のところ、付与できる属性はコレクションだけでしょうか。
iTunesで言えばプレイリスト相当だと思いますが、
これも2つ以上のコレクションに同時に登録できないのが不便です。
スケジュールシート的なものは、プライベートにもビジネスにも登録したいのだけど、
PDFをそんな用途で使う人って、いないものなのかな?


PDFファイルの保管場所も、
不可視なライブラリフォルダの奥まったところへ行ってしまって、
頻繁にUSBメモリにコピーするには面倒になりました。
……クラウド使えってことですよねー。


iPadでは整理しにくかったのでずっと放置し続けてきて、
やっとデスクトップで整理できる! と思った矢先。
iOSMac化は許せますけど、MaciOS化は個人的には許せないなあ。
Appleお得意のツンデレだと信じて、改良を待つしかないか。
……管理ソフト、自作してしまおうか。


……あ、肝心なビューア機能の方は、今のところ特に不満はないですよー。
ePubビューアがMacに標準装備となった今、
電子書籍のシェアがどう伸びるのか、期待大です。
そう言えば、最新のPagesにもePub書き出しはあるのかな?
だとしたら、Pages欲しいなー。


しかし考えてみれば、無料でOSをアップデートできて、
自分で電子書籍を作れるiBooks Authorも無料で、
そのiBooks形式の本もMacで読めるようになったと。
なんという自己完結。
もう少し、外部から付け入る隙を与えても良さそうな気もしますけどねー。