コイン! アンド、コイン!

New スーパーマリオブラザーズ 2
クリアしましたよー!

New スーパーマリオブラザーズ 2 - 3DS

New スーパーマリオブラザーズ 2 - 3DS

「オールクリア」の表示も確認しました!
やったー、終わったー!
……とはならないのが今作の特徴で、
稼いだコインは20万枚強。
まだ1/5くらいしか進んでません……


総取得コイン100万枚を目指すこのゲーム。
コインに関する仕掛けがてんこもりです。
何もなさそうな場所でも、突然コインが出現したり、
隠し部屋を見つけると、コインがざくざく手に入ったり、
ゴールドリングをくぐると……ああ、幸せ!


初代「スーパーマリオブラザーズ」では、
ちょっとでも残機を増やそうと、
コインや1UPキノコを探したものです。
何もなさそうな場所でもジャンプ。
うまく見つければ、次の挑戦が少し楽になると。


しかし、マップ式のマリオになってからは、
そこまで残機が重要でもなくなってきました。
アイテムやフィールド上のボーナスがあったり、
同じコースでパワーアップを取得したりできますから。
セーブ機能がつくと、ゲームオーバーの意義も薄れました。


無限1UPや半永久の連続1UPの存在も大きいですよね。
テクニックを要するものもありますが、
一度大量に獲得してしまえば、コインそっちのけで挑戦できます。
かくして1UPキノコの地位は、
少なくともぼくにとってはスーパーキノコ以下に落ちていました。


そんな哀れな1UPキノコが、一躍キーアイテムに!
というのは、ストーリー中に現れる1UPキノコは、
「コインラッシュ」というモードでは
コイン50枚分の「ゴールドキノコ」に置き換わるからです!


……あれ、結局1UPキノコじゃなくゴールドキノコがすごいんじゃないの?
いやいや、この事実のおかげで、
ストーリー中で1UPキノコを見つけるのが嬉しくなったんです!
その上、きっちりと場所まで把握するようになりました。
「コインラッシュ」中は時間制限が短いので、
ストーリーの方でゆっくり探索するのが良いんですよ。


何もなさそうな場所でもジャンプ!
壁際ではとにかくジャンプ!
非対称っぽいところは、特に怪しい!
ブロックの上とかも、結構怪しい!
甲羅でないと叩けなさそうなブロック、怪しい!


こうした準備をすればするほど楽しくなるのが、
「コインラッシュ」モードです。
いきなり挑戦することもできるんですが、
いきなりだと、何がどこにあるのかさっぱりわからなくて、
ただゴールするだけになってしまいがちなんです。
それでも辛抱強くやっているといろいろ見つかるんですが、
何せぼくは、相当なせっかちなもんで……


せっかちといえば、「しっぽマリオ」のバランスも、
なかなか面白い調整になっていると思います。
しっぽマリオ」は、基本的には便利すぎるパワーアップだと思います。
ジャンプがシビアな場面でもゆっくり進めますし、
とりこぼしたスターコインを回収できてしまうのが反則級。
かように便利な「しっぽマリオ」ですが、
ぼくにとっての難点は、操作がもたつくことなんです。


挙動がいちいちふわふわしているので、
ちょっとした操作ミスで時間を取ってしまうことがよくあります。
時間があれば、狭い足場でもなんとか往復して飛べるんですが、
「ゴールドラッシュ」だとその余裕も少ないんですよね。


また「ゴールドフラワー」というさらに魅力的なパワーアップもあるので、
どうしてもそっちが欲しくなります。
ところが、最後のゴールポールのシーンでは、
2倍ボーナスが入るてっぺんに確実につかまるために
しっぽマリオ」を維持したい!
その場その場で最適なパワーアップを見つけるのも、
「コインラッシュ」モードのテクニックですね。


……そういえば、「コインラッシュ」が何かを説明していないような。
簡単にまとめてしまうと、
ランダムで選ばれる3つのステージをいつもより短い制限時間内にクリアし、
獲得したコイン総数を競うモードです。
ただし、1度でもミスすると挑戦失敗となります。
それと、このモードでは1UPキノコが「ゴールドキノコ」に変化し、
ゴールポールのてっぺんにつかまると累計獲得コインが2倍されると。
うまくいけば一度に大量のコインが手に入るので、
100万コイン達成のためには重要となるモードなんです。


ちなみに、現段階でのぼくの最高記録は、
ストックの「ゴールドフラワー」を使用して15000弱
場所にもよるんですけどね。
稼ぎやすいステージを引く運も、かなり影響するかと。
良さそうなステージ構成を見つけて、
そこに何度も挑戦するのが ぼくのやり方です。


この「New スーパーマリオブラザーズ 2」は、
今までよりも一つのコースを遊び込めるのが嬉しいですね。
どんなゲームにも、遊び込む要素は盛り込まれているとは思うんです。
ただ、たくさんのゲームが乱立する中で、
一つのゲームをとことんまでに遊び込む動機が薄くなったのも事実で。


そんな中、単にタイムアタックやスコアアタックではなく、
途方もない数字を目指して遊んでいくというのは、
今までにない面白さだと思います。
すれ違いデータに挑戦し続けるだけでも
どんどんとゴールへは近づいていくので、
がっつりでもちょこっとでも遊べるんですね。


あとは、追加配信を待ちながら
のんびりとコインカウンターをめくっていきましょう。
どんなコースが追加されるのか、楽しみです。
やはり初代「1-1」は定番かと思うんですが、
それを良い意味で裏切られると良いですねー。