任天堂ゲームセミナー2010 受講生作品

任天堂ゲームセミナー2010の受講生作品を遊んでみました。
4作品中2作品の配信が終わり、その2作品の感想を書きます。
今は3作品目の配信が始まっています。
ということで、これから紹介する2作品は現時点では遊べないことを、
一応ご注意くださいまし。


先ずは「プラネタリア」
第一印象は、まさに「ORBITAL」ですね。
引力を自由に配置できるこちらの方が、操作感は良好でした。が、
それまでといえば、それまででして。


先ずは、ステージの数。
いくらセミナー作品だからと言って、これは少なすぎないかな、と。
難易度もそれほど高いわけではないし、
パーフェクトボーナスで隠しステージ、とかもなく、
薄っぺらいなぁ、というのが本音です。


逆に、チュートリアルがしっかりしすぎていたような気もします。
全体のバランスで行くと、もっとさらっとで良かったような。
こういうゲームを解説なしで遊べるようにできると
凄いんでしょうけどね。


良かった点は、ライフを彗星の色で表現されていたことです。
あまりライフゲージみたいなものが多くなると
画面に集中しにくくなったりしますし。
青は安全、赤は危険というイメージは分かり好かったです。
ぶつかってもダメージを受けない部分があることは、
思うように動かせないストレスをうまく和らげていると思います。
というか、和らげてもらいました。


ま、裏にはたくさんの事情が垣間見えそうですが、
ボリューム不足は否めない、それが正直な感想です。


次に「ザ テンタイショー」
野暮な説明をしますと、
「天体ショー」と「点対称」を掛けているわけですね。
……思いつきそうで、思いつかなかったなあ。


こちらはステージ数が豊富でした。
特にステージに設定された最高目標点を取るのはなかなか難しく、
かなり遊び応えのある内容でした。
テンポもいい感じで、遊びやすかったと思います。
チュートリアルは、ちょっと微妙でしたけど。


音楽はいわゆる立体的な鳴らし方
凝っているなと思いました。が、
それがかえって、うるさく感じてしまうこともありました。
まだ改善の余地がありそうだな、と思いますね。


で、基本操作としては、飛来する隕石を吸い込み、
点対称の位置から吐き出して隕石にぶつけるという、
シンプルにして厄介なものです。
上下の画面を同時に把握しなければならず、
上画面の動きは点対称なので、思うように動かせないのです。
もちろん、それがこのゲームの醍醐味なのですが、
いやはや、難しいですねえ。


ただ、難しすぎるかというとそうでもなく、
途中途中に区切りがあり、そこでライフを回復してくれるので、
クリアするだけなら、そう難しくもないんです。
しかし先に述べたように、目標点に達するためには
ややこしい操作を瞬時に行わなければならないので、
良い点が取れずに悔しい思いをするわけです。
ぼくにとってこのことは、ストレスになってしまいましたね。


それで、その悔しさをなんとか突破したかったのですが、
不注意でスリープ中に電源が切れてしまい、挑戦不可に。
……あああ、悔しい〜〜!
とりあえずエンディングは見たので良しなんですけど、
エクストラステージを遊びきれなかったなあ。
もし再配信があれば、リベンジしてやろう。


そんなわけで中途半端になってしまいましたが、前半2作品の感想でした。
後半2作品は、どんなゲームなんだろう?
わくわく。