続・任天堂ゲームセミナー2009 受講生作品

一通り配信も終わりまして、
全作品アンコール配信に入ったようです。
予定通り、ちょこっと感想を書きたいと思います。
「どうも、DSです」についてはこの前書いたんで、
今回は「Draw Draw Penner」「ototo」「てんつなぎ」の三つですね。


この三つ、共通して言えることに、
「慣れるまでが大変」というのが挙げられます。
慣れるととても面白いのですが、その面白いに辿り着くまでに
やる気を失くしちゃう、ってな事が起こり易いように感じます。
無料なだけに、一層その傾向は強いと思います。
でも、慣れるとホントに面白いんですよ。
もう一つ、「音楽が良い」というのも挙げられますね。
では、それぞれ見ていきましょう。


先ずは「Draw Draw Penner」
画面上の敵に弾を当てて倒す、シューティングゲームです。
ただ、この弾の軌道が面白くて、
タッチペンで描いた軌道によって、進む方向が逐次変わるのです。
しかも、描いたかたちそのままが弾になるので、
当たり判定を大きくしたりすることもできるのです。
しかし、逆にこれが「慣れるまで大変」の原因で、
思い通りの場所へ飛ばすのが難しいのなんのって。
飛ぶ先のガイドラインなんかがあると良かったかな、とも思います。
あ、でもそれだと簡単になりすぎちゃうのかな。
難易度のバランスが惜しいなあ、と思いました。


次に「ototo」
タイミング良く画面をタッチしていく、リズムゲームです。
単に指示された通りにタッチするだけでなく、
アドリブ演奏の番があるのが特徴ですね。
背景音も効果音も良く、とても楽しく遊べるゲーム、なのですが、
得点計算にはなかなか納得がいきませんでした。
リズムゲームというのも、難易度調整が大変なんですね。
リズムゲームによくある「ステージ不足」もあり、
少し物足りない感じもしました。が、
基本が面白かったので、何度も繰り返して遊べるゲームでした。


最後に「てんつなぎ」
ぼくは、このゲームのタイトル画面に感動してしまいました。
軽快なリズムとテンポの良いループ。
このループをぼくは何度見たことでしょうか。
ゲーム会社よ、これを見習え、と思う程に感じ入ったのでした。


ところで本編の方ですが、ぼくにとってはこのゲームが最も
「慣れるまで大変」なゲームでした。
決まった色の順に「テンくん」と呼ばれるキャラをつなげて
ゴールまで導くアクションパズルゲームなのですが、
つなぎ方のコツがなかなか掴めずに苦労しました。
今となっては何を簡単なことを、なんですけどね。
多様な条件やキャラクタがあり、テクニカルプレイも要求され、
飽きずにプレイすることが出来ました。
ミニゲームも面白かったです。
最後のエクストラステージは素晴らしい出来ですね。
途中何度かイラっと来ることもありましたけど、
なんとかメダルパーフェクトを達成できました。


そんなわけで、個人的に最もお勧めなのは「てんつなぎ」です。
ぼくの「アクションパズル好き」と「配色好き」が
大いに影響してしまってますけどね。
勿論それだけでなく、音や絵も気に入ってのことですよ。
タイトル画面に感動しちゃったんだから仕方がないですよ。


以上、任天堂ゲームセミナー2009 受講生作品の感想でした。
毎年のことなのですが、こんな風に見ていると、
このゲーム達が発売されたらなぁ、なんてことを思ってしまいます。
ところが「セフティ・マッチの金の言葉」という言葉の前に、
ぼくの考えは全く甘いなあ、と感ずるのです。
という訳で、もう一通り遊ぼうかな。
ゲームは遊んでこそ、ですからね。