村長、大激怒

村長は、いつものように村を散策していました。
スコップを手に、化石を掘り岩を叩き、
住人の御用聞きもこなしつつ、
雑草を抜き花を植え替えていました。
それは、まったく日常のことでありました。
変わらない、ある冬の日にすぎなかったのです。
とある光景を目にするまでは。


村長は、唖然としていました。
眼前に広がる光景を、すぐに理解できなかったのです。
それは、こんな光景でした。


……低木が、掘り起こされている!!


南の島へ足繁く通い、
おみやげにたくさん持ち帰ったハイビスカスの苗。
それを縦一列に、綺麗に植えてあったのに。
幾日もかけて、やっとできあがった苦労の証なのに。


この土地は、ロッタなる者の所有地らしい。
明日になれば、何食わぬ顔で生活しているのだろうな。


……誰の許しでこの自然を壊した!
でてこい、ロッタ!
たぬきちでもいい、正当な理由を聞かせてもらおうではないか。



村長、大激怒の図。


……いやはや、本当にびっくりしましたよ。
木を植えておけば家は建てられないだろうと思っていたのですが、
こうもあっさりと退けられてしまうとは、参りました。


思えば、このブログでは久々のどうぶつの森ネタなのに、
憤慨の様子しか書いていなくてごめんなさい。
でもさ、これは誰でも憤慨するよ、きっと。
容赦のカケラもないんだもん。


できることなら村長を退任したいくらいのショックですが、
後継になる人材もいませんし、そもそもできないし。
面倒だけど、一列ずらして植え替えようかな。
それとも、これを機にさらなる村大改造を始めるか。
ただ、同じように出端をくじかれると、
今度こそ立ち直れない気もするんですけどね……


ま、今はどちらかというと内装ブームなので*1
そっちが落ち着いてからじっくり考えることにしよう。
引っ越し対策も万全に、景観づくりを進めねば!


追記:
この現象、巷では「たぬきインパクト」などと呼ばれるそうですね。
みなさん苦労していらっしゃるようです。
残念ながら、簡単な回避策をぼくは知りませんが、
とりあえず「公共事業は勝手に撤去されないらしい」ことを利用して、
地道に整備するしかないのかなあ。
役場に「景観破壊対策本部」を設置したいです……

*1:それが、ブログに載せるネタがなかった理由でもあるんですけどね。