少年の時代を踏んで

アルティメットヒッツということでお求めしてしまい、
毎度のようにRPGが苦手なことを思い出し、
それでも何とかクリアにこぎつけました。
ドラゴンクエスト5

ささやかに感想でも書いてみることにします。


ドラゴンクエスト5は、実はSFCでも遊んだことがあるのです。
しかし、その当時はクリアはおろか、
青年時代にすら辿りつけない有り様でして、
いつかリベンジしようと心に決めて、十余年。
ひとまず長い因縁にピリオドを打てました。
めでたし、めでたし。


そんな訳で、冒険をとても新鮮に楽しみまして。
本当は昔との対比もしたかったのですが、ほぼ記憶も無く、
ただ所々に思い出を見つけながら進めました。
リメイク版はPS2でも出ていたそうで、
どこまでがオリジナルでどこからがリメイクなのか
全く判別がつかなかったのが心残りです。


一つだけ言えることは、レヌール城でのうごくせきぞう
雷鳴轟く廃墟の中で、忍び寄る不気味な影。
それは、軽くはあれどトラウマとしてぼくの心に残っています。
そのイベントが無かったことの悔しさ!
しかもしかも、あろうことか、
うごくせきぞうとの戦いを全く無視していました。
もう悔しくて悔しくて……
変わることというのは、慎重に扱わなければなりませんね。


ま、その逆、カジノが充実したのは嬉しいことでした。
ドラクエ9ではカジノが無かったから、
久々にどっぷり浸かってしまいましたよ。
すごろくも、ゴールに丁度止まれないもどかしさとともに
思い出しました。結局落ちるのですが。
オリジナルはドラクエ3でしたっけ。
本筋を覚えていないのに、記憶の片鱗は根強いのです。


話は変わりますが、
このゲームの少年時代の成長システムは良いですね。
敵の強さが絶妙なんですよ。
一度目はなかなか辛くて、倒れそうになるんです。
そこで薬草なんかの使い方を知り。
村の外へ出ると、左か右かで敵の強さが段違いなのですが、
勿論のこと、強い方が収入が良いんです。
お金を貯めれば武器などを買うのですが、それも
単に強くなるだけでなく、全体攻撃が出来るようになると。
さらに、ビアンカの覚えるマヌーサルカナン
これらを駆使すれば、自分が強くなったように感じるのです。
この感覚がとても楽しかったのですよ。
あくまでも、ぼくの感想ですがね。


そうそう、装備で思い出した。
またも微妙に制約プレイをやっていたのでありました。
おなじみ、きのみを使わない。
主人公の防具のみ、店で買わない。
中盤から最後まで、ピピンをお供に。
あとは、成り行きですがホイミンベホマンを仲間にしない。
……これぐらいですか。意外と少なかった。
制約なんて大それたものじゃ無かったですね。


スライムパーティでクリアすると意気込んでいたのに、
マジックスライム達を仲間にしそびれてしまって、
結局、親子4人と護衛と、スラリン・キングス・ピエールとで
進むことになりました。
特に、前衛は主人公と護衛とお子様たちだったので、
回復が結構辛かった。
それはそれで制約っぽくて楽しかったんですけど。


ピピン君にはメタルキングの盾と星降るうでわ、
加えてドラゴンの杖までをも預けて、
期待の新星ごっこを嗜んでおりました。
真っ先に竜になって暴れまわるのはなかなか面白かったです。
ラスボス戦でも大活躍でした。
なんせ、炎攻撃無効化ですからね。
それなのに、エンディングでは城で待ってるんだもん。
ちょっぴり悲しくなりました……


と、記事が長くなってきましたね。
この辺りで止しときましょうか。
未だエスタークさんなる方が待ち受けているそうですが、
ここからはさらに辛そうだし、もうやらないかもしれないな。
もしスライムパーティを集めることが出来たなら、
勇者スラリンのもとに打倒の旗を揚げましょうかね。
ドラゴンクエスト5、ひとまず終幕。