夢幻の砂時計

大地の汽笛」の羽ペンにつられて、
どうせだったら前作も遊んでみようと
夢幻の砂時計」をやってみました。

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

うん、面白かった。


ちょっと締めが甘いというか、迫力に欠けるのですが、
操作はとても楽しかったです。
ネタバレになっちゃいますけど、良いですよね?
あのね、ハンマーがあまりにも爽快で、
夢中でぽんぽこぽんぽこ叩きまくってました。
終盤で手に入ったがために出番が少なかったのが残念でしたね。
いや、終盤だからこその威力ですかね。
ある意味常識を覆してますから、新鮮で嬉しくて。
重い一撃を離れた相手にもピコタンですよ?
こりゃ、遊んだ人にしか分からないだろうなあ。


きっぱり言いますが、ボリュームはありません。
慣れた人はあっという間に終わってしまうでしょう。
しかし、謎解きと連動した作り込みの深いダンジョンや
一回限りにもかかわらず倒し方に強い癖があるボスは、
さすがゼルダ、とにかく楽しいです。
特に感動したのは、海図への印移し。
もうそれだけで、買った価値がありました。
凄かった〜。


ゼルダの伝説というゲームは、
キャラクターだけでなく、プレイヤー自身が成長するという特徴があるのですが、
夢幻の砂時計」は特に顕著ですね。
始終何度も訪れることとなる「海王の神殿」では
行くたびに自分のプレイが上手く感じるのですよ。
使えるアイテムが増えていくのもその要因の一つなのですが、
それとは違う成長の実感があるのですよねえ。


それにしても、ファントムは怖い。
倒せないし一撃でやられるこの緊張感。
振り返ればハイラル城中庭ゲームですよ。
面白いけど、この重圧が苦手なんだよなぁ。
これは新しい「迫力」の表現方法なのかもしれない。んなこたない?


ところで、ボリュームがないとは書きましたが、
なんと一ヶ月弱かけてクリアしました。
行き詰ったりはしてないんです。寧ろすいすいでした。
変に忙しくて、ポケモンばっかやっていたのですよね。
ぼくぁ、なんて経済的だろうと思うのです、うん。