アシストが楽しい!?

さてさて、お待たせ致しましたかは存じませんが、
マリオギャラクシー」のお話です。

スーパーマリオギャラクシー - Wii

スーパーマリオギャラクシー - Wii

E3で云々、といった話をこの前した訳ですが、
何故詳しく紹介したくなったか、というのが今回の記事となります。
気力に自信のある方は、是非お付き合いくださいまし。


さて、久々にマリオギャラクシーをやっていたところ、
知人が―「知人」というのは便利な表現ですが―割り込んできたのです。
その「知人」というのは、あまりゲームが上手くないのですね。
そこで、仕方ない、やってやるかと、「アシストプレイ」を始めたわけです。


「アシストプレイ」の説明をしましょう。
先ず、アシストプレイをするにはWiiリモコンが一つ必要です。
1Pがマリオを操っているときに、Wiiリモコンをつなげると、参加できます。
そこで、ポインタを使って、敵の動きを止めたりして、
1Pのプレイをアシストするというわけです。
使いようによっては、邪魔も出来ます。


ですが、ただアシストするだけなら、
面白くもなんともないんじゃないか、と考える方もいらっしゃることと思います。
ぼくもそうでした。
実際にも、そうでした。
初めのうちは、あまり魅力を感じませんでした。


しかし、しかしです。
仕方ない、やってやるかと始めた「アシストプレイ」が、
存外、楽しかったのです!


やっぱり、序盤の易しいステージでは、アシストせずともすいすい進めてしまうわけで、
別段面白くない、という感想は、当たり前と言えば当たり前です。
ところが、挑戦者の力量をはるかに上回る、
開発スタッフが不敵な笑みをこぼしたであろうステージまで来ると、
これが、かなり楽しいのです。


先程、敵の動きを止めたりして、と書きましたが、
その「たり」が、結構豊富なのです。
敵の動きを止めたり、
スターピースを撃って、敵を怯ませたり、
協力して大ジャンプしたり、
間一髪のところで、マリオをジャンプ・スピンさせて危険を回避したり、
ピンチの1Pのために、花を咲かせてコインを出したり、
消える床を消さずに止めたり、
1Pが気付かないうちに、スターピースを集めて残り人数を増やしたり、
水玉・電気玉攻撃を掻き消したり、
キラーに待ってもらったり、
弾幕の嵐をことごとく打ち落としたり、
画面上すべての敵の動きを、ポインタさばきで封じ込めたりと、
なかなかいろいろ出来ます。
特に多用するのは、やはり敵を止めることですが、
これだけで、すんごく簡単になります。


このようにして、1Pのプレイをアシストしていきます。
ここで重要、かもしれないことは、
挑戦者が自力でクリア出来ないことを前提としてすべき、ということです。
というのも、あまりにアシストしすぎると、
1Pの実力が上がらず、後々大変になるからです。
その後々を楽しみたい場合は別ですが。
それに、自力でクリアできるステージをアシストしたところで、
あまり面白くないと思うのですよね。
その辺りは、その人の価値観に依りますが。


で、本当に本当に楽しいのか、と訊かれると、
それはそれで困ります。
ぼくは楽しいと思っていますが、人それぞれでしょう。
アシストされる側にも関わりますからね。
あまりに上手い人だと、アシストどころか邪魔だと言われます。
初心者を誘って遊ぶのが良いのではないかと思われます。
あまりに初心者すぎると、操作の仕方からアシストしなきゃいけませんが。


このアシストプレイの良いところは、
画面をポイントしながら声でレクチャーできるところですかね。
コントローラーがシンプルですから、指示がし易いです。
操作でひっかかるとするなら、恐らくはZとAの組み合わせでしょう。
「この上に上がればいいんだ!そこでZ+A!」とか、
「今止めてるこいつ!A+Zでヒップドロップ!」とか、
「だから、Aが後!走ってZ+Aで幅跳び!」とか、
そんな会話が飛び交った気がします。
「視点切り替えて!」とかも言いましたね。
なかなか通じないのですが。ちなみにCです。


これはね、もう、3周目を遊んでいる感じです。
マリオを動かして 121枚集め、
ルイージを動かして 121枚集め、
ポインタを動かして、今110枚くらいなのかな?
挑戦者によっては、とてつもない難度になりますよ。
…この表現、気に障りましたら、申し訳ありません。ごめんなさい。
でも、挑戦者が少しずつ上達する過程をみると言うのは、
楽しかったり嬉しかったりするものなんです。
その点は、なんでもそうですよね。
逆に言うと、アシストプレイと言うのは
この点に目をつけたといっても過言じゃないですよね。
これは、二人同時プレイの かなり美しい解決法だと思います。
…二人の実力が拮抗するほど、力を発揮しませんが。


あとはですね、アシスト時はそれほど画面に集中しないことが多いので、
音楽や背景を ゆっくり楽しむことも出来ますね。
このゲームは、思わぬところに小さな小さな工夫があったりするので、
探してみるとなかなか面白いですよ。
音楽の工夫も面白いですしね。
一人でやっていた時には気付かなかったことが、意外と見えてきます。


と、アシストプレイのことしか書いていないはずなのに、
かなりの長文になってしまったようです。
気力に自信のある方、いかがでしたか?
もうギブアップ?
そんなことじゃあ、駄目ですよ。
何が駄目なのか分かりませんけど。
どんどんまとまりがなくなってきたようにも思いますが、
この記事は、ここでお終いです。