球体地形の衝撃

…なんてタイトルを付けましたが、
そんなに衝撃だったかと言われると、否、そうでもなかったような…

スーパーマリオギャラクシー - Wii

スーパーマリオギャラクシー - Wii

E3でスーパーマリオギャラクシーの続編が紹介されて、
久しぶりに遊んでみよっかなっと、
エイ乗りサーフィンを試みたのは、
ぼくだけではないことでしょう。
ただ、世間一般と違うのは、
落ちずにゴールしてしまったということです。
もしかして、あなたも落ちなかったのですか?へぇ。
おっと、「そもそも」は聞きたくありません。


さて、何の話かさっぱり分かりませんが、
つまりは、来年を待ち切れずにうずうずして、
正編を遊んでみたり、ネットの荒波にただよう情報を拾ったり、
これはこーだ あれはあーだと、力説したりしているわけです。
その内、伝書閑古鳥でも取り上げることでしょう。
というか、これ自体が そんな記事ですが。


深く掘り下げることは次回以降に回して、
今回はサーフィンして見て回った印象を少し。


検索して上位に出てくるのは、大抵が
オフィシャルサイトか、裏技データベースですね。
しかし、このゲームに関する裏技記事は、他に比べると少ないように思います。
これは、純粋にバグが少なかったことを意味するのか、
はたまた、プレイヤーが少なかったことに因るのか。
でも、バグ報告がない訳ではありませんからね。ふーむ。


で、ちょっと下がってくると、
レビューが来て、スレッドが来て、紹介記事が来るわけです。
後ろから見てみましょうか。


紹介記事というのは仲人なので、ものを立てる傾向にありますから、
話半分に見ないといけません。
それでも、このゲームに対する評価はかなり高いですね。
ですが、この時点では、
球状地形云々は、まだ多くは語られていません。
何分にも、説明の難しい要素ですからね。


そして、当時は賑わったのであろうスレッド。
こちらは逆に、間に受けるとしんどいので、さらっと受け流しながら。
偏りもあるでしょうし、鵜呑みにするのはいけません。
しかし、流石はスレッド。
なかなかやりこむ人も集まるわけですから、意見にはそれなりの重みがあります。
ここでは、カメラアングルがしんどい、といったことが挙げられていましたね。
酔わないために抑えたカメラの挙動は、
上級者には物足りなかったりもする訳ですね。
どんな環境でも華麗に進むのが、真の上級者だとぼくは思いますけど。


レビューは、発売直後と時間経過後で分けて見るのが良いのでしょうが、
特に気にせずまとめると、
球状地形に関しては、画期的だという意見が多く見受けられました。
この点は、殆どの人が同意見のようですね。
画期的以外に表現のしようがないでしょうけど。


ところで、たまに「球形じゃない天体は存在しない」とか、
ブラックホールがそんな位置に在り得るはずがない」とか、
真剣に議論した痕跡も見ましたが、
この件に関しては、ぼくは相当に自信のある回答を持っています。
ズバリ、「魔法の世界だから成り立つ」のです。我ながら、単純明快です。


冒頭、球状地形に衝撃は受けたか否かといえば、否と答えました。
それは、感動しなかったという意味では決してありません。
むしろ、衝撃の割り込む余地のないほどに、感動していたのだと思います。


これほど面白い球状地形というのが、今まで何故なかったのか思うと、
不思議でなりません。
宮本茂さんは、その形がないときから、この面白さを知っていたのですよね。
それまでは、技術やアイデアの問題にぶつかっていたのでしょうね。
宮本茂さんの執念というのは、良い方向に凄まじいものだと思います。


どこまでも走り続けられるというこの楽しさ。
まだお済みでない方は、是非やってみてくださいな。
こちらも、ぼくのおすすめゲームであります。